勝たなければ敗者になるだけ(空爆後のシリアの町)
現状維持なんかどこにもない
画像引用:https://webronza.asahi.com/politics/articles/2017050900007.html 空爆後のシリアで目指すべき到達点はどこか? – 金恵京|論座 – 朝日新聞社の言論サイト
危機が収まると急成長する
今日本は閉塞的な自粛によるコロナ不況にあえいでいるが、1年後に世界は急速な経済成長が起きている。
夢のように思えるが人類の歴史は何かの危機が終息すると、経済的な急成長が起きていた。
株式市場超長期チャートを見ると世界大戦すらただの誤差に過ぎないかのように右肩上がりです。
2008年頃の世界不況も2010年には何もなかったかのように世界は急成長を始めた。
コンピュータやインターネトが急成長したのは2000年のiTバブル崩壊以降でした。
NYの株価は毎年史上最高値を更新しているが、1987年ブラックマンデーの後に大きく成長した。
日本は第二次大戦で廃墟になったが、敗戦の5年後には高度経済成長が始まり以前の数倍の規模になった。
このように大規模な危機が起きてそれが終息すると、以前より急な成長が起き危機前の数倍の経済規模になります。
もし日本がこの流れに乗れるなら、10年間でGDP2倍のような事が起き、過去30年の不況は帳消しになるでしょう。
逆にリーマン後のように全世界好景気で日本だけ不況になると、先進国から転げ落ちる可能性が高い。
この30年の日本の経済政策は茹でガエルそのもので、鍋から飛び出すのが怖いのでゆでられてじっとしていました。
経済戦争は勝たなければ負けるのであり、中間や現状維持はない。
勝たなければ負けるのを知るべき
経済戦争は戦国時代の大名と同じで、勝つか負けるか、勝たなければ勝者に従うか死ぬしかない。
だがバブル崩壊後の日本人はひたすら現状維持を追い求め、そのせいで現状を維持できなくなっている。
税収が足りないと言って増税と予算縮小を繰り返し、経済を縮小させかえって税収を悪化させました。
中国や欧米や韓国に勝つには彼らより経済成長するしかないのに、どこかに「現状維持」のうまい方法があると思っているのです。
現状を追い求める限り日本は中韓との競争に負け続けるし、もう10年ほどで韓国にGDPで負けるでしょう。
理由は韓国人は「日本を倒さないと生き残れない」と知っているのに、日本人は「戦わずにうまくやり過ごそう」と考えているからです。
この結果日本は韓国や中国との経済戦争で100戦100敗、この調子だともうすぐ日本は滅びます。
明治時代から戦前までの日本人は戦って勝たなければころされると思い、ひたすら世界と競争をして勝ち続けた。
戦って勝たなければ植民地にされるのはただの事実で、現代でも何も変わりません
日本人が茹でガエルのまま茹でられてしんでも自業自得、誰のせいでもありません。
コロナが怖いからオリンピック中止というのも現状維持で戦わない姿勢で、戦わない人間が勝者になる事はありません。
戦わない事が平和ではなく、戦わなければ敗者になり勝者に支配されます
アメリカ人やフランス人は中東やアフリカで無差別攻撃しまくって「平和活動」と言っていますが、これが敗者になるという事です