歩いている人を無断で撮りまくり勝手に掲載するのがNYでは認められている。
日本では間違いなく逮捕
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画像引用:https://share-photography.com/billcunningham-newyork/ 映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」写真家ビル・カニンガム _ 関西写真部SHARE



ニューヨークの常識は日本と違う

先日ネット配信でビル・カニンガム(2016年没)というアメリカ人高齢カメラマンのドキュメント動画をたまたま見ました。

ニューヨークの路上で歩いている女性を近距離からパシャパシャ撮影し、ニューヨークタイムズなど有名メディアに掲載されていました。

その場面で驚いたのはニューヨークでは街中で女性の前に立ちふさがって写真を撮れる事でした。

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アメリカではこうした創作活動が正当な権利として認められていて、女性は嫌がってもどうにもできません。

こうした中からパパラッチというのが生まれて芸能人を追いかけまわしているが、一般人も撮られるのを当たり前と思っているようです。

中には「おい撮ってんじゃねえぞ」と怒る少年もいるが、だからといってどうする訳でもない。


日本で同じことをしたらすぐ警官隊10人ほどかかけつけて包囲され、警察署に連行され逮捕されるでしょう。

罪名は迷惑防止条例違反というもので、「相手が不快に感じる事はすべて違法」という便利な法律です。

条例は自治体が決めるものでその地域の中でしか適用されないが、適用範囲が非常に広い。


これがあるので日本では路上で撮影する人はすくなく、路上カメラマンという文化も存在しません。

パリでも路上に座っている芸術家が、勝手にスケッチしたり写真を撮っていて、これが数々の芸術家を育てた。

翻って日本の路上を見ると、「この国では絶対に芸術家は生まれないだろう」と想像できる。



金を受け取ると創作の自由はなくなる

話をビル・カニンガムに戻すと2番目に驚いた場面は「金を受け取ると支配される」と言って受け取らなかった事です。

すべての報酬を拒否しているのではなく、NYTなど決まった仕事からは報酬を得ている。

そうではなくスポンサーのような「謎の組織」から意味不明の金を受け取ると、その組織に支配される意味のようです。


撮影した写真をメディアが買い取るのは、その写真が優れているからで、メディアに支配はされない。

だが変なスポンサーから金を受け取ると、自分の意に沿わない仕事をさせられ、飼い犬のようになってしまう。

これも日本の芸術家に足りない部分で、よろこんで大企業の飼い犬になる人が多い。


一般人でも例えばブログを書いて広告を載せて収入を得ると、広告提供会社に支配されます。

「この記事は不適切だから書き換えるか削除しろ」と平気で要求し、いままでに多くの記事を変更したり削除しました。

このブログで過去記事が消えたり内容が書き換えられるのは、すべてそういうケースです。


有名なユーチューバーが広告凍結になったような事を良く聞きますが、それも金に支配されてしまった例です。

創作活動で金を得るのは多くの人の夢ですが、一度金を受け取ってしまうと確実に自由は無くなります。

みなさんの会社でも金を受け取るのと引き換えに、上司の理不尽な要求に従ったりしているのではないでしょうか?