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長野五輪後は一時の錯覚の後で壮絶なデフレ不況

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オリンピックが終わると日本人は現実に戻り、現実の世界では勝たなければ敗者になる
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祭りが終われば現実に戻る

東京五輪は終わろうとしているが、終わった後で日本がどうなるのかは見方が分かれている。

今と似た空気の中で開催された1998年長野五輪の後どうなったかを振り返ってみます。

1997年7月にアジア通貨危機が起きて山一證券が破綻し、1998年秋に長銀破綻し銀行や金融機関の連鎖破綻が起きた。


1999年に日産がルノーに買収され、いよいよ日本崩壊が現実になったのが1998年前後でした。

それまで1990年代は暗いニュースが多かったものの、不況はそのうち終わると考えられていました。

今までずっとそうだったからで、今度の不況は長いがいつか出口があるという「トンネル論」が主流でした。
ところが長野五輪後は日本を支えた老舗の名門がバタバタ倒産したり経営破綻しました。

街には今まで見られなかったホームレスがあふれ、職安は機能破綻し南米かアフリカのようになった。

そんな中で長野五輪は環境破壊だとか予算の無駄遣いと批判されたが、開催されると日本頑張れムードになった。
日本は多くのメダルを獲得し、きっとこれで長かった不況も終わったと思ったが、五輪が終わると最悪のデフレ不況になった。

長野五輪が悪かったのではなく、お祭りムードで一時的に社会が明るくなり五輪が終わると現実に戻った。

21年東京五輪中は一時的にでも空気が明るくなったが、終わると皆現実に戻っていきます。

アニメ脳では現実の競争に勝てない

オリンピックの呪いという言葉があって、オリンピック後に多くの国が没落や衰退の道を辿っています。

2000年代はブリックスという言葉が流行り、ブラジル、ロシア、インド、チャイナの頭文字を合わせた造語でした。

この4か国が次の超大国になると言われたが、五輪を契機にロシアとブラジルは元の後進国に戻りました。
中国は北京五輪後も成長したが、2022年に冬季北京五輪が開催され、主要国の政治的ボイコットが噂になっている。

各国は選手を送るが政府代表を派遣しない事で、人権問題への反対を表明するそうです。

おりしも中国は2021年の人口が減少したと一時発表し、後で「増加した」と発表しなおした。
なにかの奇跡が起きたのかもしれないが2022年は人口減少になるのが決定的です。

中国の最近の成長率は5%台(20年はコロナで2%台)だったが、人口減少の効果で2%ほど減少します。

すると20年代の平均は最良の場合で3%台、最悪の想定では0%以下になります。
2000年頃からアジアは世界バブルの恩恵を受けていたが、今後は祭りのあとの現実に引き戻される。

東京五輪後に日本経済の復活はあるのかですが、意思なき者に成功はありません。
日本人が現状維持を望んで、失敗したくないからリスクを負わないなら、今後もっと不況になります。

日本が復活する為には諸外国をなぎ倒しナンバーワンになる意思が必要です。

ある国の経済的成功とは結局他の国を引き下ろす事で、日本が成功するにはアメリカ、中国、韓国を失敗させなくてはなりません。
アメリカ人や中国人や韓国人はこの事を理解しているので、いつでも必ず日本を貶める事をします。

日本人は「世界の人が仲良くなれる」などとアニメのような事を考えているので、いつも必ず競争に負けます。

動物たちが仲良く暮らせるのはアニメの中だけで、現実ではありません。

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