都会では嫌な人とつきあわない生き方もできるが田舎では不可能
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田舎暮らしにもストレス

米シカゴ大学の研究者らの論文によると、一般に考えられているより田舎はストレスが多く、都会のほうが健康に良い場合がある。

すべての人に当てはまる訳ではないが、大都会のほうが心の健康に良い場合がある。

発表された論文では都市の規模や構造物・道路などの「構築物環境」が抑うつ状態に与える影響を研究している。

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大都会では一切他人と関わらず会話もしなくても、行きかう大勢の人を目にする事になる。

これが抑うつ症を予防する効果があり、逆に人が少ない場所に住むと誰も見かけない。

田舎に住んで親しい人が居たとしても、他の人を一日に1人も見かけないと心理的に不安を感じる。


人間は性格に関わらず社会的生き物なので、たとえ山の中に1人で住んでいても、社会や他人を感じようとする。

それが山頂にある神社や祠だったりし、誰もいなくてもそこに行くと神々や大勢の人を感じることが出来る。

都会では空虚な人間関係が問題視されるが、田舎でも空虚な関係や敵対的な関係になりえる。


人口100万人だったら近所の人と対立しても他の人と親しくすればいいが、人口2人だったらそうはいかない。

極端な過疎地ではある種の職業が1軒や1人しかいないのが普通で、商店やガス屋や大工もだいたい1軒しかない。

1軒しかないガス屋と敵対したら、もうその家はガスの配達をしてもらえず、オール電化にするかガスを使わない生活になる。



田舎のストレス

一軒しかない商店と支払いや品質で揉めたら、もうその店で買い物できなくなり30キロ離れたスーパーに行かなくてはならない。

こんな風に田舎は「あの人嫌いだからこの人」という訳にはいかず、ヘリ下って一生付き合わなくてはならない。

親戚や近所のつきあいもそうで、金を払えばなんでも売ってくれる都会のようにはいかない。


過疎地では親戚関係や長年の近所づきあいでサービスや交換していて、それがないと生活を維持できない。

降雪地では除雪車が通るのは広い道だけで、大通りまでの道は自力で除雪しなくてはならない。

いやでも隣近所との関係が生まれ、除雪をめぐる対立で事件になった例も多い。


野菜とかも物々交換やサービスとの交換で手に入るが、近所と親しくしないと村八分になりかねない。

このように過疎地で暮らすには我慢しなくてはならない事が多く、案外ストレスに晒される。

気晴らしをしようにもマックやスタバはなく、その辺でくつろいでいるとすぐ村中の噂になる。


都会では嫌な事は嫌だと言って拒絶できるし、替わりの人やサービスがいくらでもあるので選び放題です。

このように都会の方がストレスが少ない場合があり、すべての人に田舎暮らしが向くわけではない