あまり使わないデータを長期間保存するには、今は大容量HDDのほうが適している
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ハードディスクからSSDへの移行期

気付くと身の回りの保存システムが変わっているのは良くあり、今時カセットテープを見かける事は少ない。

カセットに変わったCDやミニディスク的な物も消え、すべて半導体記憶装置に置き換わっている。

スマホやテレビを使う時に、前に使った時の設定が保存されているのはデータを記録しているからです。

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もしこうした記憶装置が無かったら電卓や単純な扇風機のように、電源を入れるたびにまっさらの状態に戻ります。

半導体記憶装置の小さいのはメモリーと総称され、より大型のものはSSDと呼ばれている。

テレビで録画した動画を保存するのは、昔はVHS、その後HDDになり今はSSDが普及しつつある。


HDDは内部で円盤が回転し、書き込むときはカリカリカリという独特な音がする。

機械的な動作があるので耐久性には限界があり、寿命は3万時間と言われている。

1年は8760時間なのでサーバーのように付けっぱなしで酷使すると2年、一般的には4年以上と言われている。


今書いているPCは10年以上使っているが、6年や8年でHDDが壊れたPCもあった。

熱には弱くファンなしの外付けHDDを真夏に酷使したら、すぐ壊れた事もあった。

こんな風にHDDの耐久性はもう一つで、ある日故障してデータが取り出せなくなる事もある。



長期保存データならHDDでも十分

PCやスマホに差すようなメモリーは、それよりさらに寿命が短い事が多い。

もともと数百円など低コストで製造していて、持ち運んだり落としたりぶつけたりするからです。

半導体記憶装置は容量が大きいほど、値段が高いほど耐久性にすぐれ、数百円のは基本的にすぐ壊れます。


差し込みタイプのメモリーでも100GB以上で価格が数千円で「高耐久」などをうたっているものは寿命が長い。

パソコンやテレビ録画に使うSSDも、50GBより500GB、それよりは2T(テラ)のほうが寿命が長い。

SSDは書き込み回数が決まっていて、例えばある500GBのSSDの書き込み上限は120TBと表示されていて、約240回で寿命になる。


これは同じセクターを繰り返し使った場合で、通常の使い方なら8年程度使用できるそうです。

数百円程度で売られている16GBくらいのUSBメモリーは、常に同じセクターに上書きを繰り返す事になります。

1TのSSDはいつも違うセクターを使用するので上書き回数は少なくなり、遥かに長く使用できます。


理論上大容量のSSDはHDDより寿命が長いが、SSDは新しい技術なので20年間使用しているSSDのような物は存在しません。

HDDもデータを保存するだけで必要な時に稼働されるだけなら、10年以上は楽に使える筈です。

問題はSSDもHDDもいつ壊れるか分からない事で、診断ソフトはあるが完ぺきではない。


パソコンやスマホに内蔵されている半導体記憶装置は、使用時間が長く上書き回数も多いので、おそらく数年で寿命になる。

大事なデータをPCやスマホ内部に保存する人は、なるべく大容量なモデルを買う方が信頼性が高まる。

一方で大量のデータを保存するが必要な時しか使わないなら、HDDでも20年くらい使える可能性が高い。


むしろ低価格大容量なHDD2つでバックアップするほうが安全でしょう