共産党より上に立つ富裕層は目障りな存在
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ジャックマー現象におびえる中国の富裕層

ある統計によると中国の富裕層はアメリカより多いそうで、500万人以上の富裕層が存在する。

中国の人口は14億人なので280人に1人の富裕層が居る事になります。

日本の124万世帯なので1世帯4人とすると、日本も500万人もの富裕層が居る事になります。

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日本人の25人に1人、少なく計算しても20人に1人は富裕層で、クラスに1人か2人の富裕層がいる。

日本の富裕層の定義は純資産1億円以上で、資産1億円でも借金100万円ある人は基準を満たさない。

中国の富裕層は年収200万元(約2900万円)以上、または資産1000万元(約1億2千万円)以上で、こちらは借金がいくらあっても構わない。


1億円の土地を所有し借金が2億円あっても中国では富裕層だが、日本では富裕層にカウントしていない。

アメリカはまた富裕層の基準が違い日中とは比較できないが、人口の1%が富裕層で、その数%が超富裕層とされている。

超富裕層は自家用ジェット機を所有していたり、宇宙旅行を検討するような人達でしょう。


ともあれ中国でも富裕層が増え、巨大企業を所有するような超富裕層も増えたが、ここで大問題が起きた。

2020年10月に中国最大のit企業アリババ創業者のジャックマーが、発言を問題視され”この世から消えた”

死んだかどうかは分からないが、その日から生身のジャックマーを見たり会話した人は居ない。



中国は国家より共産党を守るだろう

ジャックマーはその日上海で演説し「中国の金融政策は古ぼけた質屋のようだ」とこき下ろし近代化を主張した。

孫正義は一年中日本の悪口を言っているが、それに比べればマーの主張はそれほど過激ではない。

だがこの発言は共産党上層部に伝わり、反共産主義者であるとされその日から行方不明になった。


続いてテンセント、百度、嘀嘀などに次々と締め付けが行われ、多くの企業で創業者が引退したり最上位ポストから外れている。

ジャックマーも今はアリババ経営陣ではなく、事実上追放されたと見られている。

次に追放された創業者や経営者の資産がどうなるかですが、資本主義国のように丸ごとオーナーものになるとは考えられない。


中国農民の平均年収はやっと10万円を超えたところなのに、年収1兆円や資産10兆円だったら共産主義を維持できない。

共産主義などどうでも良いが、中国の指導者にとって共産党という組織が飯の種で自分を守る盾でもある。

中国という国の発展と共産党を守るどちらを取るかと言えば、天安門事件を見れば答えははっきりしている。


中国は繁栄を捨ててでも共産党を守り、共産党幹部だけが豊かになる世界を望んでいる。

ジャックマーのような成功者が神様気取りで「共産党は古ぼけた質屋なんだよ」と演説するような世界は望まないという事です