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我が物顔で飛び回る中国の無人機、日本は静観で良いのか

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中国製の大型無人機は大阪や名古屋まで飛行できる
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画像引用:https://flyteam.jp/news/article/133979/49324 ニュース画像:推定 TB001無人機 _ FlyTeam ニュース

世界の無人機の多くは中国製

世界の戦場や危険空域で飛行する軍用機の多くは無人機やドローンになっており、有人機は少数派になっている。

アメリカ軍が運用する航空機の過半数は10年前から無人機で、今は2/3を越えていると思われる。

中東やアフリカで飛行する軍用機の多くは中国製で、世界シェアは中国に次いでトルコ製が多い。


アメリカなど西側製は価格が高いのもあるが、基本的に自由主義陣営の仲間にしか売らない。

中国は中国に敵対しなければ誰にでも売るし格安で、中国の利益に適えば無料でくれたりする。

中東の武装組織も簡単なドローンを持っていて、中国、トルコ、ロシアなど東側製だと考えられる。
日本周辺でも中国は攻勢をかけていて、長距離飛行できる無人機を開発している。

日本は無人偵察機グローバルホークを導入する他、在日米軍は最新鋭機のトライトンを日本に配備した。

性能としては中国製を上回るが、おそらく数としては1/10しか保有していないはずです。
グローバルホークは1機150億円以上だが上昇限度2万m、航続距離2万キロ以上、滞空時間40時間以上で高度な探知能力を持っている。

トライトンはその洋上監視型で長時間潜水艦などを監視することが出来、将来日本が導入する可能性がある。

合計しても日本での運用は数機程度で、防衛の主力は従来の有人機とレーダーなどの組み合わせになっている。

尖閣、沖縄を狙う中国の無人機

防衛省によると2021年8月24日と8月25日に尖閣諸島に中国軍機が接近し、無人機「TB001」が確認された。

見た目はグローバルホークに似た大型機だが、双発プロペラを装備している。

全長10メートル、全高3.3メートル、全幅は20メートルで、小型ミサイルか最大24発の爆弾を搭載できる。
飛行能力は高度8,000メートルで最大航続距離は6,000キロメートル、直線距離で2000キロは飛行できるでしょう。

偵察して元の基地に帰るので半分、風が吹くし偵察の為に迂回飛行をするので実際の行動半径は実用上は1/4位でしょう。

同様にグローバルホークは2万2千キロなので、実用的な行動半径は5000キロ程度でしょう。
中国沿岸から1500キロの円を描くと名古屋あたりになるので、中国の攻撃型無人機は迂回しながら名古屋まで到達できる。

これに対処できるのかですが、ミサイル防衛は無人機に対応していないしイージス艦は半径数百キロしか探知できない。

地上レーダーで探知できるが、あまりに低空飛行だと水平線より下になり探知できない場合がある。

攻撃しなくても沖縄を占領できる

無人機は巡航ミサイルと同じで、パイロットが操縦していない為「高度1m」のような飛行をすることもできる。

海上や電線に突っ込むかもしれないが、10機飛ばして8機到達すれば成功のような考え方もできる。

中国が多数の無人機で尖閣や沖縄を包囲したら、人間が操縦する戦闘機などで対処は困難でしょう。
例えば中国は「琉球(沖縄)は中国固有の領土」と主張していて、一部の沖縄人がこれに同調して「中国軍に占領して欲しい」などと言っている。

中国が過去にやったように「琉球人民の要請に応じて」「解放の為に」無人機を飛ばし沖縄上空を飛行させる。

無人機は武器を搭載せず何もせず旋回するだけなので日本国憲法では自衛権を行使できず、民間機も自衛隊機も沖縄の飛行場を利用できない。
これを何か月も続けると同時に沖縄人を扇動して「日本国からの解放運動」を起こさせ、住民投票で中華人民共和国への「復帰」を決める。

プーチンがクリミアでやったような事で、中国もチベットやモンゴルやウイグルなどでこういう事をやった。

多数の長距離無人機を飛行させる事で沖縄は本土から孤立し、事実上の支配下に置くことも可能になります。

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