Amazon出店業者の7割が中国で、偽レビュー業者を追放したら深セン市や中国政府が出てきた
amazon-nashi

画像引用:https://miyazakilife.com/security/11473/ もうAmazonの偽レビューに騙されない!悪質出品者の見分け方 _ さかぽんブログ-MIYAZAKI LIFE



やっと対策を始めたAmazon

前に少し書いたが最近のAmazonの偽レビューは酷いもので、ゴミ商品に星5つが1000個ついている場合もあった。

以前は(今も?)バングラディシュやアフリカなどの貧しい国で、大量のアカウントを作成し評価を販売していた。

その値段は星1つ100円(1ドル)くらいとされていて、星1000個なら10万円になる。

スポンサー リンク

10万円を商品の宣伝費用と考えれば非常に安く、それで売り上げが100万円増えるなら十分に利益が出る。

さすがにこの手はアマゾン側も対策しているらしく少なくなったが、替わりにギフト券やポイントを対価に星を得る行為が増えた。

実際に体験したのは、星5つが1000個くらいついてて完全に信用して購入したら、身に着けるものなのにガソリン臭くて1秒で捨てました。


商品には名刺くらいのカードが同封されていて、「この商品に星5つをつけるとポイントを進呈します」のように書かれていました。

非常に情けない事にゴミ商品を買って、数百円のポイント欲しさに自分のレビューを売った日本人が数百人も居たわけです。

その後も安いUSB製品などでこの「小さなカード」が同封されてきたので、かなり広範囲に行われているのが想像できました。


買ったけどまともに充電できない充電ケーブルとかに「最高評価をつけたら謝礼差し上げます」とか書いてありました。

そうしたゴミ商品に一度「この商品は評価の報酬にポイントを配っている」とレビューしたら、Amazonから「商品の評価ではないので掲載しない」と却下されました。

他の人のレビューでも同様に、「星を報酬で買っていると書いたのに掲載されない。取り消された」という書き込みを度々見かけます。


こうなるとAmazon自体が偽レビューを擁護し、むしろAmazonが主導して偽レビューを奨励しているように考えられました。



偽レビューの背後にいたのは中国政府だった

だがAmazonも世間の風当たりが厳しくなったからなのか、ようやくこの「星商法」に対応し始めた。

2021年9月のニュースによると、Amazonは中国業者約5万アカウントを閉鎖し、損失額は1000億元(約1兆7000億円)を超える。

Amazonは「業者による不正レビュー防止のため」としていて、閉鎖された業者の商品と売上金は没収された。


多くの業者はAmazonの倉庫に商品をストックしAmazonが発送していたので、そうした商品はおそらく廃棄されるか処分される。

アメリカで有名な電子機器ブランドPatozon、Auckey、Apeman、Sunvalleyも閉鎖されたので、メーカー主導で偽レビューをしていたのが分かる。

PatozonのMpowというブランドは全米オーディオ部門トップで、20年は49億4700万元(約840億円)も売り上げていた。


Patozonはアカウント閉鎖後に研究部門を縮小し、6か月の自宅待機や1/2減給にしたという。

ネット情報によるとAmazonの出店業者の7割が中国業者で、その7割が広東省、その半分が深セン市の業者だという。

計算するとAmazon出店業者の25%が深セン市の業者になるが、電気製品などでは日本でもそんな印象を受ける。


なお中国国内ではAmazonは販売や活動を認められていないが、中国業者は国外に越境して活動している。

中国政府は業者が国外でどんな活動をしようが取り締まらず、むしろ金になるので擁護している。

Amazonによるアカウント閉鎖に深セン市が介入し、業者を救済する他「中国政府がAmazonと交渉するべきだ」としている。


下手をすると中国政府や共産党が出てきてAmazonに圧力をかけるなども予想される。

Amazonが偽レビューを野放しにして擁護していた理由はおそらくこれで、相手は中国業者ではなく人民解放軍や中国政府、中国共産党だった訳です。

藪をつついてヘビが出るの諺通り、小さなヘビを蹴とばしたら大蛇が出てきました