キャリアの利権保護という小さな理由で、日本は技術的に孤立し全世界の市場を失った
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画像引用:http://blog.daletto.net/ SIMロック解除すればスマホはどの格安SIMでも使えるのか?



SIMロック鎖国で日本は大ダメージを受けた

2021年10月1日からドコモAUソフトバンクなどの契約に端末を紐付けるSIMロックが禁止される。

今まで日本ではドコモから携帯電話やスマホを買うと、他社のSIMを入れても通信できなくしていた。

3大キャリアはそうして利用者が通信会社を変更できくして、契約ユーザーを拘束していた。

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外国ではSIMロックがない国が多く、利用者はどこかで買った端末に、やはりどこかで入手したSIMを入れて使う。

日本では「ドコモの機種」「AUの機種」があったが、外国では通信会社専用機種もなかった。

日本でそれが可能だったのはガラケー製造メーカーが各キャリア専用機種を発売し、SIMロックしてあったからでした。


利用者側にメリットが無い訳でもなく、0円や1円さらにキャッシュバック付きで販売されていました。

SIMロックがかけてあるので絶対に他社SIMで利用できないから、0円で販売できました。

キャリアは0円で販売した後3年や5年割高な料金を徴収することで利益を得ました。


ところが2014年頃から安倍首相と菅官房長官がスマホ料金値下げを政策にし、様々な値下げを要求した。

その一つがキャリアが最も抵抗していたSIMロック解除で、最後の牙城とも言えます。

SIMロックがなくなるともうユーザーを拘束するものは無くなり、入っているSIMを捨てて別のSIMで使うことが出来る。



他社のSIMでは性能を発揮できないことがある

1990年代に携帯電話技術が完成した時、日本ではユーザーが通信会社を変更できなくするためロックをかけた。

1994年3月まで日本の携帯電話はレンタルで買う人が居なかったため、すべてSIMロックがかかっていた。

日本で差し替え式SIMが導入された2000年以降も古い制度を変更しなかったのは、今もハンコという江戸時代以前の制度を存続させているのに似ている。


明治政府は非合理的として印鑑を廃止しようとしたが、銀行の猛反対で存続した。

「本人がサイン」するのと違い印鑑は「持っているものが捺印」するので、当時は銀行が印鑑を差し押さえたりメチャクチャだったようです。

SIMロックも通信会社に有利だからという理由で存続したが、SIMロックのせいで日本製携帯電話は外国で通用せず日本の電器産業衰退の一因になった。


日本と外国では通信方法も異なるので、台湾や韓国や中国で作れても日本では世界で通用するスマホや携帯電話を作れなくなった。

21年10月からSIMロック自由化されるが、他社のSIMを差したことによる不具合が起こりえる。

3大キャリアそれぞれに周波数が違い、他社のSIMを差した時に「つながりにくい」事が起こる。


最初に買った時のSIMを使うのがもっとも最適化されているので、最大の性能を発揮できるでしょう。

キャリアが販売するスマートフォンはそのキャリアの周波数帯だけをカバーし、他社周波数に対応していない場合が多い。


SIMフリーで使うなら最初からSIMフリーで販売した端末を使用する方が良いです