中国がアメリカに勝つには「アメリカより自由な国」にすれば良いので、そうしたらどうでしょうか
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なぜアメリカは挑戦者を退けられたか

中国は経済減速しているがそれを認めず、最近10年ほどで手に入れた軍事力や国際影響力、科学力などでアメリカに対抗しようとしている。

過去にこれとそっくりの方法でアメリカに対抗した国々があったが、すべて滅んだ。

言うまでもなく日独とソ連で、全盛期には国力や軍事力が対米7割に達し、しかも急成長していた。

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その頃アメリカは問題をかかえて青息吐息の低成長、ソ連や日独はアメリカに勝ったかに見えた。

だがそこが最も格差が縮まった瞬間で、ある日を境にトレンドは反転し再びアメリカ優位に進んだ。

一見偶然に見えるこれらのことが、実は必然であり成るべくしてそう成ったのかも知れない。


最初に登場して貰うのは独立戦争を戦ったイギリスで、1775年の大英帝国は超大国で地球の1/4を所有していた。

海軍力も世界最強だったが本国イギリスでのイングランド人の人口は1000万人以下に過ぎなかった。

この人口で世界を統治するのは無理があり、アメリカが独立戦争を仕掛けた時十分な兵を派遣できなかった。


表向きは米側27万人・英側10万人だったが米側兵士の多くは志願兵だったのに、イギリス本国軍は1万2000人に過ぎなかった。

独立戦争以来米本国に陸軍を送り込んだ国はなく、すべて海上と上空で撃破された。

ついで登場するのは第一次大戦のドイツ・オーストリアで、アメリカが参戦するまでは英仏と互角でした。



次々と現れるアメリカへの挑戦者

だが1917年にアメリカが参戦し派兵すると米英仏のアングロサクソン軍有利になり、ドイツは大敗を喫し分割された。

大戦の結果フランスやイギリスはアメリカより『下』の国になり、ここに超大国アメリカが誕生する。

第一次大戦で負けたドイツは報復を誓い、ナチスの下で経済再興して再軍備し、あっという間に英仏を倒す国力に回復した。


同時にアジアでは日本が台頭し太平洋の半分と大陸を支配し、アメリカと対立していた。

この事態を引き起こしたのは1929年に起きたNY株大暴落で、アメリカは破産しかけて日米に追いつかれた。

格差が最小になったのは1941年で、欧州ではドイツが快進撃し太平洋では日本軍が勝ちまくった。


だがアメリカは「よっこらしょ」と大恐慌から立ち直ると、日独の10倍の兵器生産を始めた。

1943年から44年になると日独軍の戦車や戦闘機の10倍の米軍兵器が登場し、空に海に圧勝していく。

個別の兵器の性能は日独が上回っていたが、アメリカは大量生産と資本主義経済によって経済で日独に勝利した。


次に登場するのはソ連で、アメリカは第二次大戦初期に日独に負けそうになり、大慌てでソ連に援軍を頼み経済援助した。

ソ連は失敗した貧困国に過ぎなかったが、あっという間に最新技術や資本を手に入れて大国にのし上がった。

日独は正面ではアメリカと戦い、背後からソ連に襲われて惨敗し、国土の多くをソ連に占領された。



アメリカが日独ソに勝ったのは偶然ではなく必然

大戦が終わるとソ連は核兵器を保有しアメリカに対抗し、朝鮮戦争とベトナム戦争で実質的にアメリカに勝った。

1970年代には経済規模で対米7割に達し、アメリカ人ですら「次はソ連の時代だ」と考えていた。

ここでまた奇跡が起き、1970年代末に日本が経済大国としてアメリカに加勢し、日米は経済力でソ連を圧倒した。


その日本は経済力を手に入れると再びアメリカに対抗し、1994年にはGDPで対米7割に達しこのまま抜くように見えた。

だがそこが日本のピークで、その後25年間日本は衰退し続けアメリカは繁栄し続けた。

日本を倒すためアメリカは中国に接近し、経済援助や技術移転、資本投下を行った。


漁夫の利を得た中国はGDPで日本を上回り、2000年代になると「アメリカを倒して超大国になる」と言い始めた。

どこかで聞いた話だな思ったら中国のGDPは対米7割に達し、中国は諸問題が噴出し経済が頭打ちになった。

さあ今後中国はどうなるかですが、99%以上の確率でソ連と同じになるでしょう。


これら新興国の台頭と挫折は一見偶然だが、国のシステムが劣っていたので必然的にそうなったのです、

例えば日本やドイツやソ連には「自由」が無く、国民の権利も小さく、投資家より権力者の権利が強大でした。

中国ではジャックマーが理由も公表されず逮捕され、しかも中国では逮捕や拘束した事を秘密にしています。


こんな国々よりもっと自由で国民や投資家の権利が保障される国が栄えるのは、当たり前なのです。

中国がアメリカより自由で国民は権利が保障され、投資家やビジネスマンが自由だったら中国は楽勝でアメリカに勝てます。

だが中国がそうなるには、もう3000年かかるでしょう