これは集団パパラッチですね、しかも大手新聞社やテレビ局がやっている。
この熱意をアフガニスタンやシリアの取材で発揮して欲しい(2017年婚約発表時の写真)
「【速報】小室圭さん自宅を出る」 眞子さま婚約めぐりマスコミ狂騒_ J-CAST ニュース【全文表示】
小室パパラッチ
小室圭氏と秋篠宮眞子さまが結婚しNYに出て行ったが、それまで多くの人が注目し騒いだ。
テレビは小室・眞子を取り上げると視聴率が上がるので、NHKのニュースでも取り上げていた。
公共放送だと言って受信料という税金を取り、実際に放送してるのは芸能ネタだから開いた口が塞がらない。(自分は払いません)
それはともかく小室騒動はアメリカのセレブやイギリスのダイアナに匹敵する、日本版パパラッチの始まりかも知れない。
先日『ティーンエイジパパラッチ』というドキュメント映画を配信で偶然見て、ほぼ同じだなあと思いました。
映画のあらすじはパパラッチに追いかけられた若手俳優が、少年パパラッチを逆取材する内容で、パパラッチが何をしているかが良く分かる。
彼らはスターが住んでいるビバリーヒルズやハリウッド(8キロほどの距離)で張り込み、情報屋から居場所を聞くと集合する。
例えばあるセレブが車で外出したというネタが入ると数十人で追跡し、レストランの中に入りフラッシュをたいて撮影する。
もし相手が怒りだしたらそれも撮影し、「誰々は怒りっぽい」などとニュースの話題にする。
そういうゴシップだけを掲載するメディアがアメリカにもあり、マクドナルドのドライブスルーで取り囲み、「何を注文すんですか?」と横やりを入れる。
アメリカでは公共の場所で(なくても)他人を撮影するのは自由で、特に有名人には拒否権がないとされている。
映画スターは有名になるために活動しているので、写真を撮られるのも活動の一部だという判例もある。
こうしてパパラッチは法律上の保証を得て、話題になる(金になる)対象を追い回している。
日本でもバブル期にパパラッチが居た
小室氏もハリウッドスター並みに視聴率や金を稼げる対象なので、メディアは追いかけまわし人権への配慮はまったくされない。
おそらく小室氏や宮内庁がマスコミを告訴して有罪にすれば、多くのマスコミは一夜にして撤退する。
ジャニーズ事務所はその手のことに煩いので知られていて、大手週刊誌やワイドショーも勝手に撮影した写真を使わない。
眞子さまのほうは皇族なので一応守られていたが、小室氏は民間人で日本に居ないのでやり放題だった。
これで思い出すのは英王妃のダイアナ騒動で、最後はパパラッチの集団に追いかけられ交通事故でなくなった。
パパラッチとマスコミはダイアナの死をめぐる陰謀論でまた儲けたが、追いかけまわして事故を誘発したパパラッチは誰も逮捕されなかった。
バブル経済期に日本はアイドルブームでもあり、フォーカスやフラッシュが創刊されスターの秘密写真を撮って売り上げを伸ばした。
日本の景気が悪化すると共にそうした文化は下火になったが、小室・眞子は再びそうした時代が来る予感をさせる。
映画『ティーンエイジパパラッチ』によるとスターを追いかけまわすのは人間の本能で、猿でもリーダーやメスに対して同じ反応を示すという。
人々は有名人の情報に金を払ったり注目するので、マスコミはネタを欲しがりパパラッチが追跡する