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中国人が恐れる低出生率の罠、女性は好条件でのみ結婚希望

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中国女性の半数は好条件の男性と結婚し、もう半数は結婚しない
「農家に嫁ぐ」など考えられないと思っている
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画像引用:http://jp.xinhuanet.com/2020-07/09/c_139200178_2.htm コロナ対応従事者の合同結婚式を開催 吉林省_新華網日本語

人口減少スパイラルに陥った中国

先日中国の出生率は「おそらく1.39」と書いたばかりですが、その中国が「1.30」という数字を出していた。

21年5月に発表された「第七回人口センサス」では、20年11月から12月の人口統計が書かれている。

中国メディア騰訊によるとそれを分析すると、西側基準で中国の合計特殊出生率は1.30だったという。


記事では日本は1.34だったので中国はこれより低いとし、今後さらに低下するだろうと予想している。

人口センサスでは出生率1.5を下回ると出産や育児の負担が増すため、出生率がどんどん低下する出生率の罠に陥る。

中国は新シルクロードで新興国に金を貸して破綻させる「債務の罠」を仕掛けたが、自分は出生率の罠にかかっている。
中国は既に出生率の警戒水準を下回っていて、どんどん低下し出生率が減少する局面になっている。

2016年の新生児数は約1846万人だったが、2020年は約1200万人に減少した。

騰訊の記事では出生率はすぐ1000万人を割り込み、中国の強みが薄れていくと予想している。
中国の強みは人口が多い事で、一人一人が貧しくても14億倍すれば先進国に匹敵した。

だからアメリカは中国が世界最貧国だった時代から巨大市場として目を付け、資金や技術援助をしてきた。

中国でも大問題になっているのは若い女性が子供を産まない事で、そもそも結婚したがっていない。

高条件でないと結婚しない中国女性

日本や欧米でも同様で、アメリカや欧州の全ての国で、移民ではない白人人口が減少している。

日本のマスコミは「欧州のどこそこは人口が増えた」と言うが、増えたのは移民と非白人だけです。

中国では男性が女性より10%以上多いので、女性は選び放題、なのに結婚したい女性がどんどん減っている。
これには都市化が関係していて、都市人口が18%から50%に増え、しかも中国の農村は貧困地帯です。

日本の農村も貧困だが都市や街に近いので、住民は車で街に通勤して収入を得ています。

中国はそういう訳にはいかず、農村に嫁ぎたい女性は居らず都会で暮らしたがっている。
中国には厳格な戸籍制度があるが、都市戸籍は金で買う事もできるので、都市住民はますます増えています。

都会の女性は一般的に高学歴で独立した収入があり、婚期が遅く結婚したがらない。

統計によると20代後半適齢期の男女比は、男2対女1にまで拡大しているという。
若く魅力的な女性はもっと年上の金持ち男性と結婚するからで、若く貧しい男性にはほぼ結婚するチャンスが無い。

中国女性が結婚で重視するのはまず収入だが、もっと重要なのは出身地で、農村に嫁いだら自分が農村戸籍になってしまう。

特に北京上海はそこの都市戸籍を持っているだけで地方の2倍の高収入なので、地方都市にすら嫁ぎたがらない。
こうした格差によって「条件が良くないと結婚したくない」女性が多く、いい条件を提示できる男性は少ない。

こうして中国では20代女性の半数は「結婚するつもりが無いし子供も産みたくない」と考えるようになった

また全員が1人っ子のため、親以外の人と暮らしたことが無いのが、結婚への抵抗感になっているとされる

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