新製品をだしてるが、以前ほど売れていない
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画像引用:https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1376787.html ファーウェイ、縦折りフォルダブルスマホ「Huawei P50 Pocket」発表 - ケータイ Watch



中国の成長はターニングポイントを迎えている

ファーウェイの副社長がカナダで逮捕されたのは2018年12月、当時はトランプ大統領でコロナはまだ発生していませんでした。

果てしなく遠い過去のような気がしますが3年前、この3年で世界の状況は激変しファーウェイは主役ではなくなった。

2018年のファーウェイはスマホで過去最高の売り上げを記録し、サムスンを抜いて世界一になるのは確実と見られていました。

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ファーウェイは当時中国がリードしていた5Gインフラでも支配権を確立しようとしていて、世界一のIT企業に王手をかけていた。

だが米トランプ政権はファーウェイなど中国企業はスパイであると断定し、次々と制裁を科していった。

米政権からスパイ認定された中国企業はアメリカでビジネスが禁止され、国外での米国企業との取引も禁止されました。


米国は同盟国にも同等の対処を要求したので、ファーウェイは西側主要国でスマホなどの販売をできなくなった。

翌2019年の売上高は前年比18%増の約13兆円、2020年は3.8%増の約15兆円でいずれも過去最高を記録した。

特に2019年は中国国内で「愛国買い」によってスマホ売り上げが増え、政府も愛国企業としファーウェイを買い支えた。


2020年はアンドロイドOSの使用期限が切れて本格的に売れなくなったが、アフリカやインドで低価格スマホとして売れていた。

21年になるともうアンドロイドOSのファーウェイ製品を見かけなくなり、売上高は前年比28.9%減になった。

2018年以前の売り上げに戻り、成長は終わってスマホ販売からの撤退も噂されている。



隠れファーウェイ作戦も不発

現在ファーウェイのスマホはアンドロイドなど米国製ソフトウェアを利用できないので、独自OSを搭載している。

実際にはこれはアンドロイドが無償で公開しているフリーOSで、このため実際には多くのアンドロイド用アプリが動作する。

ファーウェイはスマホ以外のデバイスを強化していて、EV(自動車)、スマートウォッチなどを発表している。


ファーウェイのスマホ販売台数は中国国内でも3位に、世界では上位5位以内から脱落している。

ファーウェイは中国の制裁を受けていない企業とスマホを共同開発し、制裁を逃れる行為もしている。


新型スマホ「智選」では提携先企業名義で米国製部品を調達し、提携先のブランド名で販売したが、国内ですら売れなかったという。

スズキのワゴンRをマツダ車として販売するような事だったが、中国の消費者は「ファーウェイ」でないと買わない。

独シーメンス系の中国企業とも同じ手法で提携するとし、シーメンスなどのブランド名で販売される可能性がある。


つまりファーウェイという名前ではもう西側で売れないので、OEMのような形で市場への参入を狙っている。

だが他の中国企業と比べて不利なのは変わらず、今後の展開も厳しいでしょう