円高を恐れているようじゃ日本復活は無理
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世界最低金利の日本で資金調達している

今1ドルは115円でインフレ率を考慮すると歴史的な超円安、昔の1ドル300円に相当しています。

左翼の間ではもっと円安になり日本は衰退するという日本崩壊論が人気ですが、むしろ円高に反転すると見ています。

というのは為替レートは昔からピンボールかビリヤードのようなもので、何かにぶつかるまで進み続けます。

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例えばリーマンショック前の2007年は124円まで円安が進み、今と同じように「日本はこんなに安い国になった」と左翼は喜んでいました。

だが124円をつけた直後に、壁にぶつかったボールのように反転し、今度は2012年に1ドル75円をつけるまで円高が進んだ。

その直後から反転して円安が進み、10年後の今も円安基調が続いています。


過去の歴史を見れば一目瞭然で、「極限まで円安が進み壁にぶつかって反転」し今度は円高が進行します。

ではいくらまで円高が進むかですが、これも歴史を見れば円高の度に前の円高を更新しているのが分かります。

前の円高は1ドル75円だったので、1ドル70円か60円台が予想されます。


「そんな円高はあり得ない」と毎回言いますが、2008年に「1ドル100円割れはあり得ない」と有名なアナリスト全員が言っていました。

あっけなく1ドルが100円を割り込んだのは、みんなが「100円割れはあり得ない」と言っていた最中でした。

自分はさらに踏み込んで、次の円高では1ドル60円の攻防になると予想しています。




円高を恐れているうちは日本復活はない

1ドル50円台を予想するのはドル円の実質レートが1990年レベルに戻るには、1ドル50円台になる必要があるからです。

円安や円高がビリヤードのように進行するメカニズムですが、一言で説明すると円が外貨に交換されているからです。

日本の金利は世界最低のゼロ金利で、日本の銀行からタダでお金を借りれます。


しかも日本も年0.5%くらいインフレはあるので、0.1%で借金すると年間0.4%づつ借金が減っていきます。

お金を借りれば借りるほど借金が減る夢の国が日本で、外国人がこれに目を付けない筈がありません。

日本人投資家はアメリカ株など外国に投資していますが、その際多額の円がドルに交換されます。


外国人投資家や機関投資家も「日本でお金を借りて米国株に投資する」ような事をしています。

日本で借りたお金は毎年0.4%減っていき、米国株が毎年5%上がるとダブルで儲かるからです。

こうして日本円はどんどんドルに交換されていき、円安ドル高が進行します。


中国は一帯一路でAIIBという国際銀行を立ち上げましたが、やっていることは「日本でお金を借りて加盟国に貸す」事です。

世界最低のマイナス金利の日本で借りて、新興国に又貸しして儲けるのがAIIBや一帯一路です。

各国の政府も自国の銀行から借りるより日本で借りた方がマイナス金利なので、多くの国がそうしています。


この結果大量の日本円がドルに交換され、超円安になりました。

だがリーマンショックのような世界経済危機が起きると、日本が貸していた金が戻ってくるので逆に超円高になります。

日本は世界最大の対外資産を持ち、多額のお金を外国に貸したり投資しているので、それがドルから円に交換されて超円高がおきます。


アメリカはインフレを抑える為2022年に4回、翌年以降も複数回の利上げをし、過去の利上げでは世界経済危機が発生しています。

もし米国発や中国初の経済危機が発生したら、日本が貸した金が一斉に国内に戻り、1ドル60円の攻防になります

そして日本はこの超円高を克服しない限り、未来もないし復活もしません


1ドル60円を克服して経済成長した日本は、再びGDPで中国を抜いて世界経済のリーダーに返り咲きます。