この10年で働く人はどんどん貧しく、金転がしをした人は豊かになった
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寝ていて億万長者になれた時代

アメリカはこの10年ずっと好景気で不況などもう来ないかと思えたが、どうやら夢の期間は終わりつつあるようです。

ダウ平均株価は2022年1月4日に3万6799ドルの史上最高値をつけ、アメリカはまだバブル景気を楽しんでいました。

コロナ対策として2020年以降にばら撒いた数百兆円のお蔭で、消費は活発であらゆる指数は上昇していた。

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だが活発な消費や投資はインフレを招き、米FRBは今年3回の利上げを予告している。

通常利上げは一回で0.25%なので3回利上げしても0.75%上がるだけだが、インフレペースが早すぎて間に合わないと指摘されている。

最初の一回で0.5%引き上げ、もしこれが3回続くと一年で1.5%利上げになる。


現在の米政策金利は0.25%なので最大1.75%、以前は5%以上の時期もあったので通常は問題ない。

だがリーマンショック以降の約12年間、世界は「ゼロ金利が当たり前」で、お金はタダで借りれるものでした。

一般人は数パーセントの金利を払っているが、富裕層や資産家、大企業は年利0.1%とかゼロでお金を借りています。


例えばアメリカの物価が年5%上昇して金利が1%だったら実質的に「マイナス4%」な訳で実質的に金利は発生しません。

こうした金融バブルを背景に例えばスーパーカー投資がはやり、借金してフェラーリを買うと値上がりしました。

株でも土地でも借金して買えばどんどん値上がりしたので、富裕層の資産はどんどん増えました。



夢の楽園の終わり

この超好景気は永遠に続くかと思われましたが、やはり物事には始まりと終わりがあります。

多くの投資家は現金で投資しておらず、銀行などからマイナス金利で借りて投資し資産を増やしていた。

資産が増えると借りれる金額が増えるので、それを投資しては金を借り再投資して資産を増やしました。


これが最近10年間の世界金融バブルで、マイナス金利が続く限り再拡大は続きました。

だが金利が上昇し成長率やインフレ率を上回ると、借金した投資家は現実のお金で金利支払いを要求されます。

投資家は資産を売却して利払いする必要に迫られ、売りが先行して株価や地価は下落するでしょう。


これを見越した投資家は新たな借金を控えて手元に現金を置くようになるので、投資は不活発になります。

これはある意味健全なことで、毎日労働している人より1日も働かない人が高収入を得るのがおかしいのです。

労働の価値より資産価値が大幅に高いのはバブルで、この10年は異常で不自然な状況でした。