良い物が本当に無料だったら経済崩壊します
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お値段以上は経済テロ

日本政府は外国人観光客を増やそうと「おもてなし」をアピールしたが、根本的に間違っているような気がしました。

それはおそらく外国人にとってサービスとはお金を払った対価なのに、日本人は「無料でもらえる物」を意味しているからです。

たとえばマックのスマイルが0円なのは日本だけで、外国のマックではやっていません。

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スマイルが300円で店員が1回笑うとお金を取るシステムだったら「サービスなのに金取るのかよ」と日本人は文句を言うでしょう。

店員が笑っててもむかついててもハンバーガーの値段は同じ、良いサービスをして欲しければ高級ホテルで食べた方が良いです。

無料でサービスやおもてなしをしてくれれば、された方は嬉しいのですが経済的にはテロ行為です。


昔は靴磨きという商売があり路上で靴を磨いていたが、だれかが善意で無料で靴を磨いたら靴磨きは失業します。

日本では客が払った以上のサービスをしたり、価格以上に価値がある商品を売ろうとするが欧米ではあり得ません。

アメリカの1ドルショップでは「1ドルの商品が10ドルの商品と同じであってはならない」不文律があり、粗悪品しか売りません。


もし1ドルのボールペンが、隣の店で売っている10ドルのボールペンより優れていたら、アメリカ中のボールペンが1ドルになります。

これがデフレで、日本製の100円ボールペンはあまりにも優れているので1000円のボールペンが売れる余地はまったくありません。

ダイソーやキャンドゥで売っている商品の多くは500円や1000円の高級品とそん色ないので、日本中の物価を下げています。



世界では「良い物はより高く」売らなければならない

こうして日本中が値段以上に価値のある商品やサービスを提供すると、日本はデフレになってしまいます。

経済原理主義ではマックの店員は0円で笑ってはならず、100円のボールペンはすぐ書けなくならないといけない。

アメリカは正にそうなっていて金を払わないと笑わないし、飛行機の美人CAが笑うのは客が航空会社に金を払っているからです。


欧米で良い物を安く売るビジネスは一時的に存在するが、やがて「高くて粗悪な店」が勝者になります。

そんなばかなと思うでしょうが、例えばスターバックスのコーヒー豆は個人店の美味しい豆とは比較にならないほど粗悪です。

較べるとまずいのは明らかですが、みんな喜んでスタバで高いコーヒーを飲んでいます。


個人の喫茶店で美味しいコーヒーを300円で出しても、その商売はおそらく続かないでしょう。

コロナ前にタイの美人旅行添乗員が中国人団体客を相手に、一瞬で表情を変えるのが話題になっていました。

すごく嫌そうな顔をしているのだが、お金を貰って案内するときだけ笑顔になって写真写りがすごく良い。


それが世界の一般常識で、タイ人のほうがうまくやっているように見えました