ピカソに実用的価値は何もないが200億円で売れる
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ランドクルーザーでどこを走るのか?

最近特に、実用的で機能を重視した商品は不人気で、反対に実用的価値が皆無なものほど評価される傾向があります。

例えば車では新型ランドクルーザーが全世界で4年待ちだそうですが、あの機能を必要とする人は何人いるんでしょうか?

中東の砂漠ではランクルが金持ちのワゴンRみたいな存在らしいですが、未舗装路が少ない国では必要ありません。

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日本の林道でたまに大型四駆とすれ違いますが、ただ幅広くて邪魔なだけで本人も運転しにくいと思います。

世界で投資の対象になっているのはフェラーリで、ランボルギーニなどのスーパーカーはどれも数千万円します。

ところが面白い事に車の開発費はスーパーカーよりカローラみたいな量産車のほうがずっと多い。


スーパーカーはあまりコストをかけずに開発し、安く作って利益率が非常に高いので儲かるのです。

ランボルギーニカウンタックという有名な車がありドアを勢いよく占めるとドアが落ちるそうです。

それを故障や欠陥として訴えても、「お客様それは故障ではなく正常です」と言われるそうです。


価値のないものの最高峰は仮想通貨で、誰も保障しない通貨をみんなが買ってビットコインは700万円を超えました。

ビットコインは2008年にはネット上で無料で配っていて、その後も0.00001ドルみたいな値段の時期がありました。

なんの価値もないネット上のゴミだったのですが、何にも使い道がないのに高騰し続けています。



実用性が無い物は値上がりしやすい

一方で日銀が発行し日本政府が保証する円や、アメリカ政府発行のドルは実用性が高いのに価値は低いです。

通貨の場合実用性が高い事が価値の上昇を抑えていて、ある日1ドル1円になったら大変なので、日米両政府は変動しないよう抑え込んでいます。

車ももしワゴンRや軽トラが5000万円になったら人々は困るので、実用性が高い物は価格を抑える力が働きます。


フェラーリやビットコインは実用的価値がゼロなので、誰も価格を抑えようとしないので上昇します。

バブル期に安田火災海上保険がピカソの「ひまわり」を53億円で買い散々ばかにされたが、今転売すると200億円以上だそうです。

ピカソの絵に実用性は何もないが、何もないがゆえに制限を受けず価格は上昇し続けます。


服やファッションでは欧米の有名ブランドが強いが、中国やベトナムの町工場で作ったりしています。

同じものはベトナムの町工場で千円で作れるはずですが、人々は数十万円出して本物を買います。

同じ工場で同じ人が作ったとしても、偽物として税関で没収されるし10分の1の値段で売れれば良い方でしょう。


こんな風に現代は「美味しい」「高品質」「高性能」などの価値とは関係なく、実用的な意味を持たない物が高値で売れています