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パリの中国人経営の韓流料理店騒動とは

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客は「美味しいかどうか」しか関心がない
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中国人経営の韓国料理店騒動とは

アメリカの西海岸あたりに行くと日本料理店が多いが、料理人の多くは日本人ではないと言われている。

経営者は中国やアジア人で料理人も各国から来ていて、和食料理店での修行もしていない人が多い。

本物の日本料理店は10年修業して1人前の世界なので、割に合わないし求められるものも違う。


カリフォルニアの寿司店で人気なのはカリフォルニアロールで、銀座の寿司屋では「おまかせ」で注文しないのが通とされている(らしい)

最近映画やドラマ、音楽の影響で韓流料理の知名度があがり、パリでは多くの店が開業したそうです。

中央日報の記事によると評判のいい店の一つに入ると、羊料理や鮭料理など中国風のメニューが並んでいた。
その時の客は全員が西洋人で、何料理か理解せずに食べているようだったという。

パリでは韓流料理店が200あまりあるが、そのうち20軒ほどは中国人経営で中国人が料理する店だという。

イタリアやドイツでも中国人が経営する店が増えていて、元は中国料理店だったのがメニューを変えたのだとされている。
新型コロナ流行によって中国人旅行者が欧州に来なくなったので、欧州で人気が出ている韓国料理店に業種を変えた。

これが韓国国内で反発を買っていて、批判している人たちもいる。

だが彼ら自身はカリフォルニアでは日本料理店を経営し、日本から見ると変な料理を出している。

正当な料理より美味しい料理

こうした現象が起きるのは外国人にとって外国料理は「美味しい」か「不味いか」の2種類しかなく元祖か本家かはどうでも良いからです。

元祖うなぎパイと本家うなぎパイの違いに関心があるのは静岡県人だけで、他県の人はどっちが美味しいかしか関心が無い。

同様にカリフォルニアの人は美味しければ正統でない寿司を喜んで食べるし、パリの人は中国店主の韓国料理でも美味しければ満足です。
中国人経営の店は正統的料理ではないものの長年欧州で中華料理店をやり、現地の人に合った美味しい料理を出している。

伝統的で正当な韓国料理は必ずしも外国人の口に合うとは限らず、私は辛すぎると思います。

正統ではない料理が外国で受けるパターンとしては「天津飯、天津甘栗」「カステラ」「ナポリタン」などがある。

江戸時代は天津が中国の輸出港だったので、中国の物はなんでも天津と呼ばれていました。

天津飯は中国にはなく日本式餃子も中国にはないが、日本では中華料理として人気があります。

カステラとナポリタンは起原が不明で、今もどこで始まったのが諸説あるが美味しいので食べられています。

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