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EVは公称航続距離の半分しか走れない

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30分の急速充電で70キロしか走れない
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話半分のカタログ性能

EVについては何度か批判的な記事を書いたが、得に冬と夏、長距離ドライブには向いていない。

最近のニュースにあったユーザーの体験談では、EVで長距離ドライブしたら理論値の半分の距離しか走れなかったという。

外国製EVを購入した都内の男性は年末年始に高速道路を使って、片道約200キロを帰省してきました。


往復400キロなのでプリウスなら2往復、ワゴンRでも途中で1回給油すると楽勝の距離でした。

しかも往復とも高速道路なので燃費は伸びる筈で、渋滞さえ巻き込まれなければ何の問題もない。

家で満充電したので航続可能距離は約300キロと表示されたが、10キロ走行したら走行可能距離が20キロ減ったという。
原因はヒーターと低温によるバッテリー性能低下だと考えたが、ヒーターなしで高速道路を200キロ走るのは拷問に等しい。

しかもEVはバッテリーは熱を持つもののエンジンは熱を発生せず、冬なのでバッテリーで車内がほかほかになる事は無い。

ヒーター稼働時の実際の走行可能距離は150キロ程度で、しかもバッテリー残量が50%を切ると充電スポットを探さなくてはならない。
全てのPAやSAで充電できるわけではないので、見つけた時にすぐ充電しなくてはならない。

高速道路の充電スポットはお店などとは少し離れていて、吹きさらしの場所で暖房もなく30分以上充電する必要がある。

たいていのスポットで充電設備は1台分しかないので、他車が充電中だと終わるまで待たなくてはならない。

EVは暑さにも寒さにも弱い

30分の充電でその輸入車が走れるのは70キロくらいなので、70キロ走る前からまた充電スポットを探す必要がある。

こんな風にドライブ中は常に「充電スポットを探す旅」になり、残り電力が少なくなるとヒータ-を消す必要があります。

夏はというとバッテリーは暑さにも弱く、夏はエアコンをつけるので同じようにカタログ値の半分しか走ってくれない。
一般的なハイブリッド車はガソリン車より航続距離が長く燃費がいいので、出発時に給油してあとはエアコンを付けっぱなしにするだけです。

EV用急速充電は30分1650円くらい、これはガソリン10Lで150キロ走った料金に近い。

1650円ならリッター15キロのガソリン車で150キロ走れるが、大型EVだと70キロしか走れない。
これが「夏と冬と長距離に向いていない」理由で、大型バッテリー搭載の車は航続距離が延びるものの、充電スポットを探す神経は休まらない。

将来もっと高性能電池が搭載されて充電スポットが10倍に増えれば、もっと使いやすくなるでしょう。

でも今の時点ではEVを買わなくても良いかなと思います

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