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今後中国では高速鉄道が建設されなくなる

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地方路線では利用者がほとんど居ないのは周知の事実
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画像引用:https://ameblo.jp/heenheen/entry-12437510029.html 〔中国〕高速鉄道で85兆円もの巨額債務 _ ファンダメンタルなアウトローのFX

不採算新線建設禁止の方針
中国政府は去年、高速鉄道の新線建設に基準を設けたが、ほとんどの計画路線は基準に満たず中止されるようです。
中国には国会が無く審議もしないので、ある日突然方針が変わることが良くある。
2021年3月には全人代で中国国家鉄道集団(国鉄)の代表が、「高速鉄道は今後5年間で総延長5万キロに達する」と報告した。

よく「全人代は日本の国会です」と書いてあるが、実際には決まった事を発表してみんなで拍手する会に過ぎない。
2008年頃から中国は毎年日本の新幹線総延長に相当する新線建設を行い、21年に4万キロを超えています。
5年で5万キロは毎年約2000キロ建設を意味し、2020年の計画では2035年には総延長7万キロを宣言していた。
日本の新幹線の総延長は約3000キロなので、毎年日本の新幹線に相当する新線建設をしてきた。
採算はというと北京-上海線だけが黒字だがこれは建設費用を含まず、運営費用だけの収支です。
中国国鉄は大赤字の末に民営化され運用だけをしているが、列車運用だけで累積赤字は100兆円に達している。
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高速鉄道は桁外れの赤字

これに建設費用を含めると軽く数百兆円になる筈で、中国の高速鉄道建設費は「日本の半分」と説明されている。
だが毎年3000キロも建設しているので、100キロあたり3000億円として年3000キロなら約10兆円になります。
中国政府はたまらずストップをかけ、2021年中ごろに新線建設の3つの条件を示した
条件は省都か大都市を通過、年間利用者数2500万人以上、中長距離利用者が7割以上の3つです。
既存高速鉄道の平均年間利用者は2000万人に達しておらず、大都市ほど早く建設したので今後の路線はほとんど不可能でしょう。
中距離利用者が7割も厳しいし、省都や大都市を通る路線は既に開通していて新規路線では少ない。
今までは赤字でも「社会的意義が大きい」として採算度外視だったが、いよいよ債務返済が厳しくなったとみられる
既に建設済み路線の多くはこの基準に達していないので、今後基準を満たす新線はゼロでしょう。
今建設中の路線は完成させるかも知れませんが、今後新たに承認されなくなる
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