1984年サラエボ五輪会場、国がなくなり今は内戦墓地に
画像引用:https://globalnewsview.org/archives/15067 かつてのオリンピック・スタジアムは今:サラエボ – GNV
オリンピックの呪いとは
北京五輪パラリンピックが開催されていますが、思惑とは違い中国の評判は良くないようです。
開会式は東京より良かったが食堂はスタッフが防護服を着ていたり、変な機械で配達して雰囲気を壊していた。
加えて感染した選手関係者の扱いや、本大会では不公正な判定や運営方法が目立っていた。
それらは中国にとって「どこ吹く風」かも知れないが、大会後の経済の浮沈には関心があるでしょう。
過去にオリンピックを開催した国では、非常に高い確率で大会後に経済衰退したり国が崩壊している。
まずは前回の東京五輪ですが、五輪のせいでコロナ感染者が激増しその後も不振が続いています。
2018年に平昌オリンピックが開催されたが、なぜか出生率が急降下し2021年は0.84、人口もマイナスになってしまった。
2016はブラジルだったが、ブラジルはブリックスと呼ばれロシア、中国、インド、南アフリカと共に次の超大国になると言われていた。
そのロシアは2014年冬季ソチを開催したが、ウクライナ紛争への介入で経済制裁を受け、今では韓国やイタリアより経済規模が小さくなった。
2012年はロンドン五輪で、この後イギリスは難民騒動の後EUから離脱し、今も混乱が続いている。
2010年のカナダは特にないようですが、2008年北京大会のあと中国の成長率は急降下し、成長率を維持する為に年数百兆円ペースで国家債務を増やしました。
2006年イタリアの後でイタリアは経済危機、2004年ギリシャの後で時間差は有るがやはり経済危機になっていました。
2002年アメリカの後約10年間、無意味な中東での戦争を続け最近撤退して敗戦しました。
こんな風に最近20年だけを見ても呪われているが、話はもっと続きます。
次々に呪われる五輪開催国
1984年に冬季五輪を開催したユーゴスラビアのサラエボは、ユーゴ内戦で廃墟になって国もなくなりました。
1988年の韓国はアジアの昇り竜と言われていたが、開催後は失速し1997年に経済破綻しています。
日本は1964年の東京で高度成長のピークを終え下り坂になり、1972年札幌の頃は学生運動の全盛期で内戦状態でした。
札幌大会は1972年2月13日までで、1972年2月19日に浅間山荘事件が起きているので、実は内戦のまっただなかで開催されていた。
1940年には東京での開催が決まっていたが、世界大戦でキャンセルされ5年後に敗戦しています。
1936年にはドイツが開催したが、数年後に世界大戦で惨敗し東西に分割されました。
1916年にはドイツで決定していたが、第一次大戦でキャンセルになり、ドイツは敗戦国になっています。
1920年にベルギー、1924年にフランス、1928年はオランダだったが、どれも第二次大戦でナチスに占領されました。
1908年はイギリスだったが、その後第一次大戦が勃発し、消耗したイギリスは超大国の地位を失う原因になりました。
これ以前の開催国に不幸は起きていないので、始まりは1908年ロンドンと第一次大戦からでした。
北京冬季五輪が終わった後も、何らかの不幸なことが起きる気がします