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赤(共産主義)と黒(独裁)に染まる世界

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民主主義陣営はせいぜいこんなもの、独裁国家が圧倒的に多い
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画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%88%E9%80%B2%E5%9B%BD 先進国 – Wikipedia

全世界の多くが反民主主義

米高官はロシアのウクライナ侵攻が早ければ数日中と警告し、ウクライナの全てのアメリカ人を国外退去させる方針です。

NATOは加盟国が数千人づつ出し合って派兵する方針だが、ロシアの侵攻が近ければとても間に合いそうにない。

古今東西のジンクスとして、敵に備えて戦争の用意をしておけば、敵は警戒して攻めてこないので無駄になる。


平和主義に徹してなんの備えもしてなければ、敵は隙ありと見て攻め込んでくる。

このように考えると軍隊の役割は「備えて無駄に終わる事」で、なんだ軍隊なんか要らなかったと言われるのが最高の軍隊です。

もし2014年の紛争時にNATOが過剰なほどの軍事力をウクライナに配備していたら、ロシアは絶対に侵攻のそぶりさえできませんでした。

オバマ大統領を始めNATO首脳はロシアとの軍事衝突の可能性すら嫌がり、ウクライナ支援を避けてきた。
そのツケが今ロシアのウクライナ侵攻として回ってきたわけで、つくづく平和主義者とは役に立たない連中です。

さて先進国(日米欧)の人はロシアはなんでウクライナに攻め込もうとするのか、全く理解できないと思います。

ロシアは2014年のクリミア半島併合で西側から経済制裁を受けていて、ウクライナを侵攻すればさらに厳しい制裁を科されます。
なんのメリットもないように見えるがロシア側から見ると話は180度変わってきます。

日米欧の先進国はGDPで世界経済の53%、先進国ではないがアメリカと同盟国の民主主義国を含めると2/3近くを占めていると思います。

ところがGDPではなく国の数とか地図上の面積、人口で考えると、世界の2/3くらいは非民主主義の国家が占めています。

民主主義国は20か国程度しかない

もし独裁国家を黒、共産国家を赤に塗ったら、世界の半分以上は赤と黒になるでしょう。

東アジアで白(民主国家)は日本だけ、台湾を白としても他はすべて赤黒陣営です。

東南アジアではタイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムは得体の知れない独裁政権です。
フィリピンの大統領も変な人だしマレーシアとインドネシアはイスラム教国、日米欧が考えるような「まともな国」はない。

インドには今もカースト制があり、とても先進国とか民主国家と言えないようなニュースが連日伝わってきます。

アフリカには民主主義国はなし、中東の民主主義は制限された民主主義で、中国とあまり変わらない。
中南米にも民主主義はあるが、あってもなくても大して変わらない気がします。

プーチンから見た世界は真っ黒けで日米欧さえ退ければロシアが全世界の盟主になります。

これは中国も同じで、AIIB加盟国が日本のADBより多いように、世界には民主主義国より、共産主義や独裁国家のほうが何倍も多い。
民主主義国の中でも金と力があり国民に主権があるのは、日米欧のせいぜい20か国程度に過ぎない。

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