拍手!2拍手!3拍手!4拍手! (2 投票, 平均: 4.00 / 4)
読み込み中...
スポンサーリンク

たった数年で幸福なバブルから大混乱に変わった世界

スポンサーリンク

大恐慌でも米英はあまり困っておらず、ブロック経済で国内市場を閉鎖した。
排除された日独は食えなくなり領土を拡大しようとした
180720071551-01-depression-era-1934

画像引用:https://edition.cnn.com/2018/12/18/investing/stocks-worst-december-since-great-depression/index.html

幸福な時代は突然終わった

僅か2年半前の2019年夏ごろまで、世界はマネーバブルに酔いしれていて、日本では訪日外国人が過去最高の3000万人に達していた。

日本の集計にはパイロットや乗務員が入っていないので、外国式の統計ではもっと多かった。

中国人観光客が世界中を歩き回り、世の中の誰もが永遠に好景気が続くと考えていました。


ところが実際には19年夏ごろに武漢で新型コロナが発生していたらしく、翌2020年2月に湖北省で大流行が確認された。

最初欧米や日本は「後進国だけの病気でわが国には無関係」という態度を取っていました。

だが世界中を歩き回る中国人観光客によってコロナウイルスも世界中に運ばれ、短期間で日米欧で大流行が起きた。
不思議な事に発生国の中国では素早く収まり、先進国ほど感染者が多い奇妙な状況になった。

今までのウイルスは必ず後進国程感染者が多く、防疫や医療が発達した先進国では少なかった。

最大の感染者を出したのはアメリカで約8000万人の感染者と90万人以上の死者を出した。
コロナ拡大を防ぐため世界各国は外国からの入国制限をし、都市間の移動や外出も制限した。

去年まで世界のどこにでも好きなように移動できていたが、今日は家から出ると逮捕されるようになっていた。

世界の警察を自認していたアメリカは目に見えて外に出ないようになり、20年戦ったアフガンからあっけなく撤退した。

今の中ロは1930年の日独か

アメリカ軍の消極性を見透かしたように中東諸国、ロシア、中国などが攻勢に出ている。

米報道官などによると今月どころか今日にでも、ロシア軍がウクライナに侵攻する可能性がある。

これを過去の歴史に当てはめると1920年台の繁栄から、一転して世界大戦に至った1930年台に類似している。
1920年台はアメリカで自動車の時代が始まり空前の好景気、日本や世界も恩恵を受けバブルに沸いた。

だが1929年にニューヨーク株式市場は大暴落し、一転して全世界同時不況と言う悪夢の時代に変わった。

各国は自国市場を奪われまいとブロック経済をし、植民地を持たない国は新たな領土獲得を目指した。
豊かな英米はブロック経済を敷き、持たざる日独は市場拡大を目指して両者が激突したのが第二次世界大戦でした。

コロナによる世界不況でもアメリカは経済成長し、日欧もそれほど困ってはいない。

だが経済封鎖されているロシアは困窮し、打開を狙って手っ取り早くウクライナに紛争をしかけた。
中国も日米欧の経済封鎖に合いつつあり、今後成長率が急降下すると予想されます。

豊かで困っていない日米欧は中ロを経済封鎖し、持たざる中ロは市場と領土拡大を目指す。

こんな風に現代は1930年頃の状況と似ている

タイトルとURLをコピーしました