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ウクライナ東部で衝突、ロシアは侵攻の名目作りに励む

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新露勢力の砲撃を受けたウクライナ側の幼稚園
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画像引用:https://www.asahi.com/articles/ASQ2L2JGKQ2LUHBI002.html ウクライナ東部の幼稚園に砲弾、職員けが 「親ロシア派から攻撃」 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル

ウクライナで戦闘開始

国境付近に集結したロシア軍による侵攻が噂されているウクライナ東部で、政府軍と新露勢力の戦闘があった。

ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両州で22年2月17日、双方から砲撃や銃撃がおこなわれた。

ウクライナ政府によると親露勢力からの停戦違反行為が39件以上あり、30件で迫撃砲などの重火器が使用された。


新露勢力は報道機関を通じて、ウクライナ軍による周辺集落への攻撃が2時間で約160回あり、住民を守るため反撃したと発表した。

ロシアメディアは「ウクライナ東部で新露勢力と住民が攻撃を受けている」と報道し、国民を煽っている。

アメリカ政府は「ロシアは偽情報によって自作自演の被害を装い、侵攻の口実にしようとしている」と警告している。
ロシア軍は2月15日、「演習を終えて撤退するロシア軍」という映像を公開し、ウクライナ周辺から撤退していると発表した。

アメリカは「このロシア軍は撤退しているのではなく、逆にウクライナ国境に向かっている」と指摘した。

米側の情報によると撤退発表前後に国境のロシア軍は7000人増員されており、欺瞞戦略に過ぎない。
アメリカやイギリスは以前から、「ロシアは偽旗戦術で侵攻開始するだろう」と予想している。

偽旗戦術とはウクライナ東部やウクライナ国内に潜入したロシアの特殊部隊や工作員が、ウクライナ軍に扮して新露勢力を攻撃する。

すると新露勢力は「住民が被害にあっている」とロシアに救援要請し、ロシア軍は「人命救助」のため侵攻します。
古今東西の戦争はこうした事で始まっていて、珍しいというより古典的な方法です。

ロシアは”人命救助”のため侵攻する

ウクライナ東部では新露派が2014年に占領してから、70万人以上にロシアのパスポートを発行している。

新露派が占領しているドネツク州とルガンスク州の総人口は紛争前に人口658万人だった。

紛争でかなり人口が減ったと思われ、占領地域の人口は全体の半分とすると、今も200万人程度が住んでいる。
そのうち80万人にロシアはパスポートを発行したので、住人の半数ほどが「ロシア国民」になっている可能性がある。

ロシア軍の特殊部隊がウクライナ軍になりすまして占領地域のロシア人を攻撃し、ロシア軍は自国民保護の為侵攻する。

考えられる攻撃開始はこんなところで、ウクライナ東部は正式にロシア領にするか独立国家にするでしょう。
一方ロシア軍特殊部隊は新露勢力になりすましてウクライナ中央部に侵攻し、東部と同じように支配下に置き住民をロシアに編入します。

占領後にクリミア半島のように住民投票を行えば、命が惜しいので全員が「私はロシア人でロシア編入を希望します」と投票する。

これがロシア式民主主義で、クリミア半島では欧米は見て見ぬふりをして黙認した。
その欧米の甘さがロシアを増長させ今日の危機を招いた

英国のベン・ウォレス国防相は最近のロシアと米欧の外交努力は「大戦前のドイツとの宥和政策のようだ」と批判した。

1930年代に欧米諸国はドイツとの対立をさけて軍事侵攻を見逃し、それが第二次大戦を引き起こした。

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