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イタリアより小さなロシアに踊らされる西側の大国

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ロシアはイタリアや韓国より小国だが、まるで超大国のように振舞っている
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画像引用:https://www.sbbit.jp/article/fj/72359 日本の豊かさは70年代に戻った?GDPは4位?賃金は韓国以下?どの調査が正しいのか 連載:野口悠紀雄のデジタルイノベーションの本質|FinTech Journal

ロシア情報に踊らされる西側マスコミ

北京五輪も最終日を迎えようとしている2022年2月19日、ウクライナとロシアで侵攻に向けた動きがあった。

米バイデン大統領は18日に「プーチン大統領が侵攻を決断した」と発表し、ロシアの撤退は偽情報であると批判した。

ロシアはこうした情報操作を得意としており、18日から19日にかけては「ウクライナ政府軍の攻撃でロシア市民に被害が出た」と発表した。


西側にはロシアからの情報欲しさに進んで加担する有名メディアが多く存在し、ロシアの発表に信ぴょう性を持たせている。

ウクライナ東部ドネツク市からは新露勢力支配地域で、ウクライナ政府側の犯行とみられる自動車爆弾が爆発した。

ウクライナ政府と米政府はこれを「ロシアの自作自演」と切り捨てている。
テレビ映像ではドネツク政府庁舎近くの駐車場で車が爆破され、市内全域で爆発音が聞こえた。

米英の情報機関は以前から、ロシアは侵攻に伴い東部ウクライナで破壊工作をし、被害者を装うだろうと予告していた。

ロシアはこのようにメディアを通じて偽情報を信じ込ませ、欧米の国民の間に対立を起こさせようとしている。
2月15日にロシアは「ロシア軍が国境から撤退している」というニュースを映像付きで西側メディアに流した。

だが実際にはロシア軍は10万人から19万人に、ほとんど倍増しているのがわかった。

米国のカーペンター欧州安保協力機構(OSCE)大使は2月18日、国境のロシア軍は17万人から19万人に増強していると話した。

韓国より小さな国が大国として振舞う奇妙さ

こうした中でロシア軍は西側を挑発するかのように、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と極超音速ミサイルの発射演習を行った。

極超音速弾道ミサイル「キンジャール」や極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」、ICBM「ヤルス」、地上発射型ミサイル「イスカンデル」、巡航ミサイル「カリブル」などが発射された。

ロシアはこうした核戦力を保有しているので自身は絶対に攻撃されないと考えていて、最近80年ほど実際にそうだった。
ロシアのGDPは今や韓国やイタリアより下なのだが、核戦力によって大国として振舞い、欧米諸国はロシアを超大国であるかのように扱っている。

こうした現実があるので北朝鮮やイランやパキスタンは核保有を目指し、「核さえ保有すれば我が国も超大国だ」と思っている。

東部ウクライナのドネツクとルガンスクはそれぞれ国を名乗り、国民に国家総動員令を発動した。
東部ウクライナの”政府”は「武器を持つことができるすべての男性は、家族を守るため立ち上がれ」と命令した。

またロシア側に住民数十万人を避難させ、ロシアとの統合を進めようとしている。

ロシアは東部ウクライナ住民の半分ほどにロシアのパスポートを発給していて、ロシア本国に避難させているようです。
入れ替わりにロシア軍とロシア人を東部ウクライナに進駐させ、実効支配を強めるでしょう

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