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自動車から文房具まで、日本の製造業の強さはあるか?

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最近日本製ロボットが世界シェアを伸ばしている
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世界における日本メーカーの位置

2021年の国内自動車メーカー8社の世界生産台数は、約2300万台だった。(11月までの実績から推測)

世界全体の全ての自動車メーカーの生産台数はLMCによると(中大型商用車は除く)7,642万台だった。

日本車の世界シェアは30%を守ったが、全盛期には世界の自動車の4割が日本車だった。


世界の多くの自動車メーカーがEVを発売し、自動車と無関係だった多くの企業もEV参入を予定している。

すると今後日本メーカーや日本企業の世界シェアが増えていくとは考えにくい。

自動車の製造組み立ては自動化が進んでいるが、自動車などの工場ロボットの45%を日本メーカー製が占めている。
先日韓国メディアは全世界の工場ロボットの45%が日本製になったと急成長を報道していた。

コロナによる無人化需要によってキーエンス、ファナック、SMC、レーザーテックの日本4強が急伸したという。

記事によるとキーエンス創業者の資産は株価高騰によって、ユニクロの柳井を上回った。
2021年は半導体不足が話題になったが、半導体素材と製造措置の世界シェアはかなり高い。

半導体が完成するまでには数千から1万以上の工程を経るが、その要所要所で日本は8割や9割などのシェアを持っている。

半導体素材や製造で日本メーカーのシェアが高い理由は、一言で言うと「めんどくさくて儲からない」からです。

日本が得意なのは儲からない分野?

半導体を製造するサムスンや台湾メーカーは数兆円の利益を上げるが、素材や製造装置のメーカーはとてもそんなに儲からない。

その割に製造制度はもっと高い水準を要求されるので、外国メーカーは割に合わないので参入しない。

中国、台湾、韓国、ベトナムのような人々がやりたがるのは「めんどくさくなく今日やって明日儲かる」ような事です。
100円のボールペンの品質を100年かけて向上させ世界一のボールペンをつくるような作業は、他のアジア人には向いていない。

ボールペンの芯の工作精度とか、ノートやペンの品質、デザインが日本は優れていて、欧米でも非常に人気がある。

またコンビニで売っているような安いスナック菓子のクオリティは、比較する存在がないほど優れていると言われている。
一般的に日本は安く、小さく、細かく、手間がかかり面倒で、それほど儲からないジャンルには非常に強い。

世界で人気のアニメも、実写と比べて非常に手間がかかり、それほど儲かる業界ではない。

儲からないので他の国が参入して成功したとしても、彼らは「思ったほど儲からない」と言って辞めてしまう。
家庭用ゲーム機も日本が強いが、不安定で儲からない時期があり、ビジネスとして考えるとスマホやネットゲームの方が儲かるかも知れない。

だから新規参入者は少なく、ヒット作が出れば任天堂やソニーは大きな利益を手にできる

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