拍手!2拍手!3拍手!4拍手! (記事が良かったら拍手しよう)
読み込み中...
スポンサーリンク

うっかり口を滑らせ続けるバイデン米大統領

スポンサーリンク

侵攻初日、バイデンは経済制裁だけで済ませると発表し、ロシアはアメリカの介入は無いと確信した。
これは国際社会ではロシアを支持した事になる
28317830-us-praesident-biden-2Ae9
画像引用:https://www.merkur.de/politik/der-biss-der-us-sanktionen-gegen-russland-zr-91372015.html Der Biss der US-Sanktionen gegen Russland

 歴史は『うっかり坊や』がつくる

世の中にはうっかり口が滑ったせいで失脚したり国が亡ぶことがあり、逆にそれが幸運を呼ぶ場合もある。

1989年11月1日、旧東ドイツ政府の広報担当者シャボフスキーは記者会見で、うっかり予定に無かったことを喋ってしまった。

この頃ロシアなどソ連圏の政府は、西側のようにメディアと質疑応答するスタイルを取り入れたが、まったく慣れていませんでした。


記者会見でシャボフスキーは、希望すれば誰でも条件なしでビザを発給し西ドイツに行けるようになると発言した。

政府の原文では「旅行規制の緩和」という趣旨だったが、質問への応答に慣れていなかった彼は間違って解釈し発表してしまった。

さらにメディアから「いつからなのか?」と聞かれて「今すぐだ」と言ったため、これを知った東ドイツ市民がベルリンの壁に押し寄せた。
ベルリンの壁を守っていた兵士や警察も混乱し、壁をよじ登る人々を見ているだけで何もしなかったため、東ドイツは崩壊した。

現代のうっかり坊やはアメリカのバイデン大統領で、ウクライナ侵攻初日の2月24日に記者会見を開いて「ウクライナを見捨てる」と宣言した

ロシアを非難しウクライナに”同情”する姿勢を示したが、その一方で米軍をウクライナから退避させ今後も派兵しないので「アメリカとロシアの戦争は避けられた」などと話した。
これでロシアはアメリカがウクライナ占領に同意したと解釈し、勢いづいて本格侵攻を始めた。

例えば1990年8月2日のイラクのクウェート侵攻でジョージブッシュが「国民の皆さん、アメリカは派兵しないのでイラクとの戦争は避けられました。安心してください」と言うでしょうか?

あるいは1962年10月のキューバ危機の時にケネディが「アメリカはキューバに派兵しないのでソ連と戦争せずに済みます」などと言うんでしょうか?
バイデン大統領のセンスはまるで鳩山由紀夫首相並みで、これでは第3次世界大戦が本当に起きるかも知れないと思いました。

米民主党の左派勢力

米国防省とホワイトハウスはまるでロシアに祝電を打つかのように「キエフは24時間以内にロシア軍に占領されるだろう」などと発表していました。

だがアメリカ政府の期待は裏切られロシア軍は連戦連敗、予想外にウクライナが粘ったため国際社会の世論が変わってきた。

先進国の人々は最初「ウクライナなんて国が昔あったね」と言っていたのが、アニメを見るように「ウクライナ頑張れ」と言い出した。
するとバイデンの傍観者ぶりは少々気まずいものになり、体裁を取り繕うように過激なロシアとプーチン批判を始めた。

バイデンと米政府はロシアとプーチンを戦争犯罪だと言い、G20から追放するとか経済システムから排除すると言っています。

バイデン大統領は3月26日にウクライナの隣国ポーランドを訪問し、プーチン大統領について「この男が権力の座にとどまり続けてはいけない」と発言した。
だがその後ホワイトハウスは「大統領はプーチン大統領を失脚させるなどと言っていない」とまるで民主党の枝野氏のように言い訳をした。

バイデン政権は米民主党の「親ロシア派」や左派勢力が影響力を持っていて、おそらく彼らがロシア軍侵攻後のバイデン大統領に「手出しをしないよう」圧力をかけた。

米民主党内では今もウクライナ支援派と侵攻容認派が争っていて、ウクライナへの軍事支援に強く反対している議員が多い。
ひとつの理由は米ロの直接戦闘になりかねないという正論だが、その正論ではケネディはソ連に謝罪するべきだった事になる。

アメリカにも鳩山や枝野のような議員が大勢いて、平気で自国を貶めているのは分かる

タイトルとURLをコピーしました