駅周辺に落下したクラスター型ミサイルのブースター部分
画像引用:https://inews.co.uk/news/ukraine-war-kramatorsk-train-station-russia-rocket-attack-deaths-1564134
ロシアは民間人”だけ”を標的にしている
ロシア軍によるウクライナ侵攻はまた新たな局面に入り、ロシアが占領した全土で民間人がなくなっているのが分かった。
劣勢に陥ったロシア軍はウクライナ軍と戦闘をしていないが、民間人だけを狙った攻撃を繰り返している。
3月8日ドネツク州クラマトルスクの駅は鉄道で避難しようとする人で混雑していたが、ロシア軍のミサイル攻撃を受けた。
ウクライナ発表によると使用されたのはトーチカU弾道ミサイルで、米軍によるとSS21短距離弾道ミサイルだった。
近くの陣地から発射されたが駅周辺に軍事施設は無くウクライナ軍も駐留していなかったので、軍や兵士の被害はなかった。
ミサイルは空中で細かい破片に分散するクラスター型で、2007年にオスロ会議で使用禁止が採択されたが、ロシアと中国は参加していなかった。
ロシア政府とロシア軍はウクライナでの民間人被害について「ウクライナによる自作自演」という主張を強めていて、ロシアこそ被害者だと言っている。
侵攻開始前からロシアは「ウクライナのナチズムによる被害者」だと主張していて、「だからウクライナを浄化する」と言って侵攻しました。
意味を理解する必要はないので、オウム事件の麻原や信者の言い分と同じだと考えると良いです。
クラマトルスクの駅では50人以上がなくなり、おそらく数百人の人が負傷したが今の所ロシアやプーチンが裁かれる気配はない。
アメリカや欧州各国は核を持たない弱い国には人道に煩いが、中国やロシアの人道問題は見逃す姿勢を取ってきました。
現在も欧州は毎日1千億円もロシアにエネルギー代金を支払い、実質的にロシア軍の戦費をドイツやイギリスが支払っています。
こんなふざけた話があるだろうか?
侵略を止めるには侵略しかない現実
ロシア軍は戦うと負けるのでウクライナ軍に戦いを挑まず逃げ回っているが、離れた場所からウクライナの民間人を攻撃しています。
例えウクライナ軍がウクライナ全土で完膚なきまでにロシア軍を粉砕しても、ロシア軍はロシア領土からウクライナの幼稚園や病院を攻撃可能です。
ここで問題なのは「100%防衛に成功しても攻撃を止められない」と言う事で、ロシアを止めるにはウクライナ軍がロシアに侵攻するしかない。
これは明治から昭和期に日本が置かれた立場と似ていて、明治維新後の日本にロシアと清国が征服を企んで半島を足場にしようとした。
専守防衛では相手からの攻撃を止められなかった例で、こちらから攻め込まない限りこうした侵略国家は戦争を辞めません。
守るだけでは相手からの攻撃を止めることは出来ないので、もしロシアが攻撃を辞めないなら、ウクライナがロシア側に侵攻する可能性があると見ています。
戦況は既にロシア軍惨敗であり、たとえロシアが駅や学校にミサイルを撃ち込んでもウクライナ軍に被害を当てることはできません。
越境してもウクライナ軍は国境近くではロシア軍を圧倒する筈で、数百キロ押し戻せばロシアからの短距離ミサイルを防止できる。
そうなるとロシアの核攻撃が現実味を帯びるので、ウクライナも報復の核を保有する必要が出てくる。
イランやイスラエルや北朝鮮、パキスタンでも核ミサイルを保有しているので、ウクライナがどこかから支援を受けて核保有するのも可能でしょう。
日本では第二次大戦だけの経験から「核を使用すれば戦争が終わる」と考える人が多いいが、核爆発でなくなるのは民間人だけでウクライナ軍は分散しているので打撃を受けません
むしろ核の使用によってウクライナ軍が過激化し、ロシアに報復すると考えます