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ドイツの黒歴史、ロシアに加担しウクライナ侵攻を支援

「ウクライナ侵攻など”くだらない妄想”だ。世界はロシアを正当に評価するべきだ」と言ったドイツ海軍司令官。
こうした無数のドイツ人がロシアのウクライナ侵攻に加担した
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画像引用:https://www.behoerden-spiegel.de/2021/04/21/von-unverstaendlichen-und-kuenstlichen-hindernissen/ 

ロシア軍の戦費を負担したドイツ

調査会社の分析によるとロシア軍が侵攻開始した2月24日から4月初めまでの期間に、欧州はロシアに4.7兆円のエネルギー代金を支払った。

天然ガス、石油、石炭によるもので、他にもロシアは鉱物資源などを世界中に輸出していました。

2022年1月21日、ドイツ海軍のカイ・アヒム・シェーンバッハ司令官は「ロシア軍のウクライナ侵攻はばかげた妄想にすぎない」
と発言した。


彼は「プーチン大統領は西側から対等に扱われたいだけだ」とプーチンを擁護し、「ばかな妄想」でロシアを挑発するウクライナを批判した。

ロシアが2014年に占領したクリミア半島は「2度と戻ってこない」とも述べ、ウクライナはじめ各国から非難を受けて辞任した。

だが当時のドイツ人の一般的な考え方はシェーンバッハ中将と同じで、「ウクライナが騒いでるからロシアが制裁しようとしているだけ」と考えていた。
ドイツはなんと化石燃料(石油、石炭、天然ガス)の50%以上をロシアに依存し、さらに天然ガスパイプラインで依存度を高めようとしていた。

ドイツにとってロシアとの関係は経済最優先で、仮にウクライナがロシアに占領されたとしても、大半の人は「別に良いんじゃない」と思っていた。

思い出してほしいのだが安倍首相がプーチンと何度も会談していた頃、ロシアと日本にパイプラインを引いたりロシアから電気を買う話を持ち掛けられた。
その話に乗っかったのがドイツで安いエネルギーを大量購入し、日本はロシアに警戒する右派の反対で実現しなかったと当時報道されていた。

結局安倍首相のロシア外交はロシアに騙されただけで何も得られずに終わり、ロシア警戒論が正しかったのが証明された。

長くドイツ首相だったメルケル政権は反原発、反石油、再生可能エネルギーに突っ走り、足りない分はロシアから輸入するエネルギーで補った。

80年前にナチスを助けたのは英仏

2021年から22年にかけてロシアは何度かウクライナ国境に大軍を集めて演習し、おそらくどの程度反発を受けるか反応を確かめた。

もしバイデン大統領がケネディのように「ウクライナに指一本でも触れたら核戦争だ」とでも言っていたら、ロシアはウクライナに侵攻しなかった。

だが欧米各国の政府は「ただの演習に反応するべきではない」「ロシアの言い分にも一理ある」などと何も見なかったように振舞った。
1930年代にナチスが欧州侵攻を始めた時の英仏の反応とそっくりで、当時も「ヒトラーの言い分にも一理ある」などと言う人が居た。

英仏の平和主義者は「戦争など起きる筈がない」と言ってドイツが周辺国併合を始めても危機を否定しドイツに加担した。

今回その役回りを演じたのがドイツで、ウクライナ侵攻が始まるまでずっと「ウクライナ人の下らない妄想」だと言っていました。
現実にロシア軍が国境を越えてからも見て見ぬふりをし、ロシア軍に加担してウクライナの足を引っ張った。

例えばポーランドなど旧東欧諸国は50機以上の旧ソ連戦闘機を無償供与すると申し出たが、ドイツは「ロシアと戦争になる」と言って辞めさせた。

今現実にロシア軍が大戦争を始めているのに「戦争は起きていない。これは紛争だ」と言ってウクライナ支援を妨害していました。
兵器の支援を求めたウクライナにドイツが送りつけたのは「人工呼吸器」やヘルメットで、人をばかにした態度にウクライナ人は激高した。

3月になってロシア軍が連戦連敗し先進国にウクライナ支援ブームが起きると、ドイツは最初からウクライナを支援していたような顔をした。
ドイツは今年ロシアからのエネルギー輸入を50%から40%以下に減らすが、完全に停止できるのは2024年以降になると発表している。

ドイツがロシアに加担しウクライナ侵攻を助けなければ、ロシアは絶対に侵攻しなかったし多くの人が不幸になる事も無かった

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