必要なのは兵器であって、千羽鶴や善意じゃないんですよね
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アメリカが200億ドル軍事支援発表

ロシアによるウクライナ侵攻は2022年2月24日に始まり2か月が経ち、東部と南部の国境に近い地域が占領されています。

アメリカは4月中旬までに合計1.6兆円のウクライナ支援をしたが、軍事援助、経済人道援助、米軍展開費用が1/3ずつくらいでした。

バイデン大統領は4月28日、追ウクライナ支援のための330億ドル予算を発表し議会に要請した。

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内訳は軍事援助200憶ドル、85億ドルの経済支援、30億ドルの人道支援で今までの配分とは様変わりしている。

今まではウクライナ周辺国に米軍を移動させる費用を「ウクライナ援助」に含める等、実効性に疑問がある内容でした。

今回は丸ごとウクライナが受け取るようで、注目は軍事援助200億ドル(約2.6兆円)にどれだけ攻撃的兵器が含まれるかです。


侵攻が始まった当初アメリカは携帯式の兵器しか供与せず、ウクライナが勝ち始めると小型の自爆式ドローンを供与した。

4月になると155mmりゅう弾砲をアメリカが70基、各国合計で100基以上を供与する事になった。

ドイツ政府は侵攻前「兵器を提供して欲しい」というウクライナの要請に、バカにしたようにヘルメットを送り付けていた。


だがドイツもゼレンスキーのナチス批判が少しは応えたのか、ドイツ国産戦車の提供を決定している。

アメリカは従来よりもっと長時間(6時間)飛行できる自爆式ドローン120機を提供し、ウクライナ軍の反撃が始まるのかなと思いました。

ところが予想に反して4月2週目に入るとウクライナ軍の動きはぱったり止まり、聞こえてくるのはロシア軍の東部攻勢ばかりになった。



嵐の前の静けさか

東部と南部のロシア軍は本国から補給を受けているが、国全体としてロシア軍の資源は減少しウクライナ軍は増加している。

ロシアに軍事支援している国は無いが、ウクライナに軍事支援する国は欧州を中心に増え続けている。

それなのにウクライナ軍の活動が止まったのはおかしな事で、大規模な反攻作戦の準備をしていると見ています。


ウクライナに侵入したロシア軍は最大時20万人に達したがキエフ近郊でコテンパンにやられて引上げ、12万人から16万人程度に減少している。

その代わりウクライナ周辺にまんべんなく展開していたのを東部と南部に集中し、密度は濃くなっている。

ウクライナ軍の総兵力も20万人で、こちらは投降した兵が一部に居るがそれほど減少していないと考えられる。


10万人以上のロシア軍を撤退させるには遠距離から正確に攻撃できる、威力の大きい兵器が不可欠です。

自爆式ドローンはロシア軍の侵攻を食い止め補給路を断ったが、既に占領された都市には効果が薄いと思われます。

そこで4月に各国が提供した155mmりゅう弾砲の出番で、40キロ以上離れた場所から毎分数発連射し、1時間ほどで一つの拠点を破壊できる。


155mmりゅう弾砲とドローンによる偵察を組み合わせると、大きな成果を期待できるでしょう。

攻撃には強いが発射地点を特定されると無力化されるので、戦車や強力な歩兵、空からの護衛も必要になる。

戦闘機と遠距離から地上を攻撃する搭載ミサイルも必要で、こうした装備がウクライナ軍にはない。


アメリカの2.6兆円援助には攻撃的兵器が多数含まれている筈で、アメリカはより深くウクライナ戦争に関与する事になった。