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ロシア兵の損失はなぜ多い?ロシア戦車のびっくり箱問題

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誘爆しびっくり箱になったT72
1648645529-523
画像引用:https://www.ukrinform.net/rubric-ato/3443951-ukraine-army-completely-smash-russian-t72-tank-with-javelin.html

ロシア戦車の欠陥
英国防省の分析によるとロシア軍は侵攻から約2か月で最大580両の戦車を失ったが、多くの分析も400から500両の損失で一致している。
ウクライナ軍も戦車を保有しているが主力兵器ではないので前線に投入せず、損失は少なかった。
ロシアの戦死者は西側発表によると1万6000人以上だが、通常負傷者はその何倍もいる。

なくなった人が1万6000人、負傷者がその2倍の3万2000人なら合計4万8000人が戦線離脱している。
これを裏付けるように一時キエフ周辺に数万人居た部隊は撤退し、一部はウクライナ東部に移動したが元の数に戻っていない。
ウクライナ軍兵士の損失は明らかになっていないが、ロシア軍の損失よりかなり少ないと言われています。
ロシア軍が北部で大敗した一因がロシア戦車部隊の敗戦で、携帯式対戦車砲とドローンに攻撃されたようです。
侵攻前に導入していたトルコ製ドローンは対戦車ミサイルを発射できたが、どちらと言うと偵察や輸送部隊への攻撃で戦果を挙げた。
ドローンの偵察でウクライナの歩兵部隊はロシア戦車の動きを把握しており、多くは待ち伏せされ一斉射撃を受けた。
Youtubeなどでウクライナのドローンが撮影した動画が公開されているが、ロシア戦車部隊は護衛もなく道路上を行進している。
ロシアの戦車運用法では戦車が最初に敵地に侵攻し、後で歩兵や他の部隊が追従してくるようでした。
キエフ北部は水路や河川が多く橋が架かっているので、ロシア戦車は導かれるように橋を目指します。
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ロシア戦車はびっくり箱?

橋へ向かう道には対戦車砲を構えたウクライナ歩兵が待ち伏せしていて、射的場の景品のように狙い撃ちされた。
動画を見ると1発目は何とか持ちこたえても2発目で戦車は動けなくなり、破壊されたと考えられる。
対戦車ミサイルが命中する角度や位置もあるでしょうが、戦車は思ったより脆弱な印象です。
英国防省は率直な発表をする事が多いが、最近「ロシアの戦車はびっくり箱」の機能があると語っていました。
最近のロシア製戦車は回転式砲塔底部に砲弾があり、砲塔に被弾すると最大40発の砲弾すべてが爆発する。
欧米などの戦車は車体の外側に弾薬庫を置き、爆発しても隔壁で隔てられた乗員に被害が及びにくい構造になっている。
この結果ロシア戦車は内部に被害がおよぶと誘爆しやすく、誘爆すると回転砲塔が吹き飛んで「びっくり箱」のように飛び出す。
他に重要な問題として「トイレ問題」があり、戦車内にトイレはないので本来は車内で携帯の使い捨てトイレなどで済ませると思います。
だが明確にルール化されていないか徹底しておらず、往々にして戦車を止めて外で用をしている時に攻撃されている。
初期の頃ロシア軍の補給路に数十キロの渋滞ができ、食料や補給が不足する問題が発生した。
ロシア戦車の耐久性はアメリカ製より大幅に劣り、頻繁に故障する部品を絶えず交換する必要がある。
だが補給が停滞し適切な整備がなされなかったので、本来の性能が発揮できなかった可能性がある
中核の戦車が失われる事で全体の機能が損なわれ、北部ロシア軍は敗軍となった
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