拍手!2拍手!3拍手!4拍手! (1 投票, 平均: 4.00 / 4)
読み込み中...
スポンサーリンク

上海で恐れられる白衛兵、かつての文化大革命を連想

スポンサーリンク

毛沢東は無知な学生に権力を与え、自分に抵抗する人をおそわせた
その様子が現代の白衛兵に似ているという
EECNjv3VAAAtaS1
画像引用:https://mobile.twitter.com/hashtag/%E5%9C%8B%E5%BA%9C?src=hashtag_click

 コロナ狩りと反毛沢東狩り

中国は上海を中心にコロナ感染者が拡大したが、実際には感染者数は1日2万人台なので日米の半分ほどしか居ない。

発表はうそで本当は一日20万人の可能性もあるが、中国人にとってコロナより政府の規制のが恐怖の的になっている。

規制といっても日本政府のように自主的な規制や違反者は村八分のようなものではなく、違反者は拘束され罰を受ける。


市民に恐れられているのは「白衛兵」で、実際にはそういう人は居ないが白い防護服を着た役人がそう呼ばれている。

上海市は全市民にPCR検査を実施し、毎日数万人の感染者を無理やり発見しているというのが実態のようです。

日本は症状が出た人だけ検査するので、基本的に無症状の人は”発見”されない仕組みになっている。
だが中国の感染者のほとんどは無症状感染者であり、日本なら放置されて本人すら感染を知らないようなケースです。

中国は習近平直々のゼロコロナ政策によって、感染者をゼロにするまで徹底して防護策を取る事になっている。

その方法というのが無症状でも感染者が1人でも出たらマンションごと、区画ごと封鎖し全員が外出禁止になった。
感染者は隔離施設という名の強制収容所に収容されるが、治療ではなく外部と隔離する目的です。

外出禁止を破ったり収容に抵抗すると、白い防護服を着た役人が大勢で暴力的に制圧し、無理やりに連行していく、

その様子が文化大革命の紅衛兵に似ている事から、市民たちは防護服の役人を「白衛兵」と呼ぶようになった。

紅衛兵と白衛兵

紅衛兵は1960年台の文化大革命の中心となった学生たちで、文化大革命は毛沢東が失脚し権力を奪還するために起こした政治クーデターでした。

毛沢東は1950年代に権力を握り国民党軍との内戦に勝利し、大躍進という狂気の政策を始めました。

その政策とは「勝てると信じれば超大国になれる」と言って数年でアメリカの経済力を超えると宣言した。
その結果5000万人の人がなくなったとされ、当然ながら毛沢東は非難を浴び失脚したが、話はそこで終わらなかった。

復活を期して毛沢東は無知な学生を煽って暴動を起こさせ、全中国で反毛沢東狩りをやらせました。

学生たちは純粋な理想に燃えていたようですが、やった事は日本赤軍や過激派と同じ暴力行為に過ぎませんでした。
ちなみに70年台日本の学生運動(という名の学生暴動)も毛沢東の命令で日本の学生を利用して共産主義革命を起こそうとしたものでした。

中国の学生は紅衛兵を組織して反毛沢東を集団でおそい、40万人以上がなくなったと推測されている。
そんな記憶を連想させるのが白衛兵で、中国の政府不信には根深いものがあります

タイトルとURLをコピーしました