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イージーマネー時代の終わり、融資も投資も絞られる

簡単にお金を借りて起業して投資して簡単に成功する。
そんなイージーな時代の終わり

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10年バブルの終わり

イージーマネーは2021年のネットフリックスドラマのタイトルで、野心を抱くスタートアップ企業の女実業家が様々な事件に巻き込まれる。

2020年と1983年にも同じタイトルで映像化されていて、元々は「楽に大金を稼ぐ」のような意味で使われている。

米メディアのブルームバーグは、イージーマネー時代は終わったとして、景気停滞と後退の時代を報じた。


最近のマネーバブルは2010年のリーマンショック解決から始まっていて、超バブル経済によってバブル崩壊を解決した。

100兆円負けたら200兆円賭ければ良いような手法で、アメリカは桁外れのお金を世界にばらまき、全世界が好景気になった。

書いた記事で一番ばかばかしいと思った記事は富裕層のフェラーリ投資で、新車でフェラーリを購入すると持っているだけで値上がりした。
数十年後にはクラシックカーとして10億円や100億円になるだろうというのだが、客観的に見てタイヤが4個ついた鉄に過ぎない。

アルトでもフェラーリと同じ仕事量をこなせるし、今時はアウトバーンで速度制限があるので最高速は無意味です。

マネーバブルによってアメリカでは土地を買えば金利以上に値上がりし、ニューヨーク州では一戸建ての平均価格が100万ドルを超えた
1億円出さなければ家を買えないので、もうプール付きマンションは大富豪だけのものになった。

これを可能にしたのは米FRBのゼロ金利政策で、投資家はゼロ金利でお金を借りて投資し、何に投資しても必ず値上がりしました。

だがアメリカのインフレ率が7%を超えFRBは急速に利上げし、短期間に2.5%以上になると予想されている。

ハードマネー時代到来?

簡単に融資を受けて起業して成功したり、投資すればなんでも値上がりするのがイージーマネーとしたら、反対語はハードマネーとでも言うのだろうか?

2007年夏から2010年までの世界金融危機リーマンショックでは、お金を貸していた金融業界が一斉に回収に走った。

金融業界は良く、「晴れの日に傘を貸して雨が降ると取り上げる」今までは10年間晴天で気前よく傘を貸してきた。
だがコロナ、半導体不足、ウクライナ侵攻、世界的インフレ、世界的利上げとどんどん雲行きが怪しくなり雨予報が出ている。

すると世界中の金融機関は今まで低金利で貸していた融資の回収に走り、新規融資は審査が厳しい上に高金利になります。

ブルームバーグは日米欧の中央銀行は年内に、バランスシートを合計約4100億ドル(約53兆5000億円)相当圧縮すると報じている
これは金融緩和から引き締めに移行するという事で、日銀も今までのような黒田バズーカは撃たなくなります。

中央銀行がバランスシートを圧縮するのはお金の発行額を減らす事で、拡大するのはお金をたくさん発行する事です。

お金の量が多いと低金利になりお金が借りやすく、世の中はインフレでバブル気味になります。
お金の量が少なくなると銀行は高金利にし融資の審査が厳しくなり、物価を抑える力が働いて、世の中は不景気になります。

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