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中国の”珍兵器”当たらない対艦弾道ミサイル、飛べない空母

遼寧とほぼ同型のアドミラル・クズネツォフを実戦に投入したら、半数近い搭載機が事故を起こした
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画像引用:https://www.bbc.com/russian/news-37951475 Авианосец _Адмирал Кузнецов_ подошел к берегам Сирии – BBC News Русская служба

珍兵器はなぜ開発されるのか

中国は数年前に超音速巡航ミサイルとか対艦弾道ミサイルを開発し、もう米空母は無力化されたと豪語していました。

だが同じように”超兵器”を続々と開発したロシアは、徒手空拳のウクライナに惨敗し侵攻部隊は全滅しようとしています。

最新の報道では侵攻したロシア軍は一時攻勢に出て占領地を広げたが、155mmりゅう弾砲など強力な火砲を手にしたウクライナ軍に奪還されている。


ロシア軍は拠点に陣地を構え長距離砲で都市攻撃を続けているが、今や同じ兵器をウクライナ軍も手にしました。

今までですらやや押されていたのに、今後ウクライナ軍は侵攻したロシア軍より装備が充実し補給も無尽蔵なのでロシア軍を圧倒します。

ロシアと中国の装備は共通点が多く、中国製戦闘機や潜水艦の多くは旧ソ連製兵器の発展型となっています。
その象徴は中国海軍の空母遼寧で、ほぼ同型艦の山東も就役し今は3番館も建造しているようです。

遼寧は旧ソ連製空母を中国で完成させたが、同システムでほぼ同型艦のアドミラル・クズネツォフをロシア海軍が運用している。

アドミラル・クズネツォフは2016年に初めて実戦に投入されシリアの武装勢力を攻撃したが、事故により多数が失われた。
当時の報道によるとアドミラル・クズネツォフは最大20機しか戦闘機を搭載しないのに、10機前後が失われたとされている。

正確な数字は不明だが複数機を失ったのをロシア側も認めていて、実戦では使い物にならなかった。

遼寧およびアドミラル・クズネツォフには根本的な欠陥があり、それは離陸可能重量に制限がある点です。

超音速兵器は動く物に命中しない

何トンなのかは不明だがロシア製su33が燃料とミサイルを搭載すると離陸困難で、このため墜落が多発したと考えられる。

遼寧も同様で今までに遼寧から燃料タンクとミサイルなどを懸架した離陸映像や写真は存在しない。

遼寧ももし実戦に投入したら、アドミラル・クズネツォフのように搭載機の半数を離陸失敗などで失います。
ロシア製戦闘機は長年アメリカ製に匹敵するかもっと優れているとされてきて、例えばF15やF18より同時代のロシアソ連製が優れていると考えられた。

だがウクライナの現実は対空ミサイルに無力で飛行する事もできず、ロシアの飛行場の展示物になっている。

もう一つロシアと中国が力を入れてきた超音速ミサイルも、どうやら怪しいものであると明らかになってきました。
結論からすると現在の超音速ミサイルを動く目標に命中させるのは困難で、欧米は実現困難だから開発を重視していない。

ソ連や中国の新兵器は主力兵器が西側兵器より劣っているので、違うもので対抗する目的で作られています。

日米がミサイル迎撃システムを造ったので、中ロは迎撃されにくい超音速巡航ミサイルを開発し、迎撃されにくいようにしました。
日米欧は通常の対艦ミサイルを迎撃できる防空システムを持っているので、中ロはそれを突破する為に超音速対艦ミサイルを開発した。

同様に戦闘機の性能で西側が優れていたので、ソ連は長距離対空ミサイルを搭載し、戦わずに遠方から発射して逃げる事にした。

こんな風に中ロやソ連は日米欧より兵器の性能で劣っているので、それを補うために新兵器を開発します。
それら新兵器の多くは宣伝より低い性能しか持たなかったり、中ロ空母のように実戦に適さなかったりします。

結論から言うと中国ロシアの超音速ミサイルの類は、回避行動を取る軍艦には命中しません

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