国際法上の捕虜には細かい規定があり、通常は正規軍の国民しか保護されない。
製鉄所から投降した兵士らが捕虜として安全を保障されるかは分からない
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画像引用:https://www.deccanherald.com/international/world-news-politics/moscow-says-more-mariupol-fighters-in-ukraine-surrender-kyiv-silent-on-their-fate-1110427.html



正規軍が大打撃を受けたロシア

英国防省の推定ではロシア軍は4月後半までに1万5000人以上の死者を出し、地上兵力の1/3程度を喪失した。

ウクライナに侵攻したロシア軍は当初16万人で最大時は18万から20万人と報道されていたので、やや計算が合わない。

だがなくなった兵士の2倍程度の負傷者が戦線離脱したと考えると、全ての数字がうまくかみ合う。

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ウクライナ側も善戦したとは言えかなりの損失を出し、公称20万人だが大半は徴兵した市民や農民たちでプロの軍人が少ない。

そこで両軍とも外国人部隊や傭兵を重視し、志願兵や徴兵、民間軍事会社などの外国人がウクライナで戦っています。

自分が望まないのに兵士にされた人も居て、ウクライナは成人男性の出国を禁止し徴兵して兵士にしています。


ロシアも徴兵を強化していて、クリミア半島や東部ウクライナ、ロシアが実効支配する外国で民間人を徴兵している。

東部の都市マリウポリではロシア軍に拘束された市民が、家族を人質に取られて「ロシア兵」にされ、ウクライナ軍と戦わされていると報道された。

両軍とも外国人兵士を募集していて、ウクライナには欧米を中心に1万人以上が志願兵として参戦している。


ロシアはシリアなどでISやアルカイダの元兵士を雇い、マリウポリやブチャに投入したと言われている。

こうした志願兵とは別に民間軍事会社として参戦する人も居て、彼らは仕事としてウクライナやロシアと契約して兵士になる。

相場はウクライナ側は日給数万円程度でロシア側は月給で5万円程度、という風にかなりの差がある。



外国人部隊の実態とは

ところでこうした傭兵や外国人は正規軍とは待遇や作戦面、捕虜になった場合の処遇で大きな差があると言われている。

フランス外国人部隊は各国の外人部隊の模範となったが、実際に働いた日本人の話では「正規軍の弾除け」に利用されることが多いという。

正規軍はフランス国籍の若者なので危険を冒させず、危険な場所に外国人部隊を配置してわざと攻撃させたりもする。


正規軍には最新兵器が優先して配られるが、外国人部隊は昔ながらの身に着ける程度の装備が多い。

信用されていないという事で、戦車や戦闘機をお土産に敵側に亡命されると困るからです。

世界各国からさまざまな人が集まる傭兵部隊は、規律の維持が難しくかなり乱れている場合もあると言われている。


その点軍事専門会社が派遣する軍人は各国の元兵士で、グリーンベレーのような特殊部隊経験者をさらに訓練している。

最初からチームとして統制が取れているので、今ウクライナでは引っ張りだこになっている。

アメリカは欧州全体で今10万人以上を駐留させているが、ウクライナ領内には(公式には)存在しない事になっている。


だが民間軍事会社は米軍経験者なので、実質的な第2の米軍としてウクライナに参戦している。

想像では米軍の指導者的な人も、軍事専門会社として援助した兵器の訓練などをしているのではないかと思います。

兵器だけを宅急便でウクライナに送っても使い方を教える人が居なかったら、倉庫に放置されるだけでしょう。


外国人が捕虜になった際、正規軍に所属しているのを証明できないと、国際法上捕虜ではなくテロリストとして処分される。

負傷したりなくなっても正規軍の自国民のような手当や保証金、恩給が無いのが普通です。