リーマンブラザース経営破綻から14年経った
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画像引用:https://www.dailymotion.com/video/x6tmmqt



リーマンショックを超える株安

アメリカを代表するダウ株式指数が今週にも過去最長で過去最大の株安になる可能性があると言われている。

22年5月22日までの週は3%安で8週連続の下落だったが、ダウの連続下落記録は8週連続なので9週連続なら新記録になる。

下げるスピードでも1月1日から5月19日までに18%で、1932年(33%)、40年(20%)に次ぎリーマンショック時を越えている。

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先日米FRBは政策金利を0.5%引き上げ0.75%にし、年内にもう0.5%引き上げ、来年も1%以上引き上げると予想されている。

急速に利上げする理由はインフレで、7%から8%にもなっていて利上げしなければ10%に達したと見られています。

インフレの原因はトランプ政権とバイデン政権がコロナ対策で大盤振る舞いしたからで、1回100兆円以上の支援策を何度もやっていました。


お蔭でコロナが流行している間中アメリカは好景気で、むしろコロナ前より景気が良く給料が上がった人も多かった。

当時の報告ではインフレは起きていなかったが、22年に入るとインフレ率が急上昇し景気が減速し始めました。

高いインフレ率と不況が同時にやってくるのがスタグフレーションで、中南米やアフリカの国が昔良く経済破綻していました。


スタグフレーションになると解決不可能とされていて、それよりは単純な不況やデフレの方がましと言われている。

FRBはアメリカが不況に陥るのを承知の上で急速な利上げを行い、アメリカを不況にしてインフレを防ごうとしています。

では今後どのくらい米株価が下落するかは、過去の不況と比べれば目安がつきます。



中国は今回救世主にならない

記憶に新しい2007年から2010年の世界経済危機リーマンショックでは、2007年10月の1万14164ドルから2009年3月の6547ドルまで下落していました。

およそ半額という事で、リーマンショック級なら2022年1月のダウ平均3万6799ドルの半額1万8000ドルが目安になります。

1929年のNY株価大暴落では381ドルから198ドルまで下げたが、下落率ではリーマンショックほどではなかった。


だが経済ショックではリーマンどころの話ではなく、NY発世界大恐慌によって植民地獲得競争が勃発し、日独伊と米英仏が世界大戦を始める原因を作った。

大恐慌では米政府が自由経済論を信仰し何も対策をしなかったため、1932年に株価は41ドル、8割から9割近くも下落しました。

当時のアメリカでは「政府が何もしなければ経済は自動的に回復する」と宗教のように信じられていて、本当にまったく何もしなかった。


世界は大恐慌から学習し、株価が下落しても経済や生活へのダメージが少なく済むような制度を整えたので、2010年に世界大戦が起きる事はなかった。

リーマンショックでは中国が50兆円以上の経済対策を発表し「世界を救った」と言われたが、今回は世界を救いそうもない。

中国自身がコロナの過剰対策で経済を失速させ、22年の成長率は改革開放以来最低の4%台になると予想されている。


欧州もイマイチで日本もダメ、全世界にこれと言って好材料や救世主は見当たらない