値上げの王者になりつつあるスシロー
スシローのメニュー - 回転寿司 スシロー
画像引用:https://www.akindo-sushiro.co.jp/menu/ スシローのメニュー _ 回転寿司 スシロー




 コロナ前を上回る出店ペース

2020年から21年にかけて新型コロナによって外食店を利用する人が大きく減少し、全国で閉店ラッシュがありました。

来店する人が減って宅配サービスを利用する人が増え、都会ではウーバーイーツを利用し自宅で食べる人が増えた。

店で食べずに持ち帰る人も多く、コロナ後は店内ガラガラで持ち帰りコーナーだけ賑わっているのも当たり前になった。

スポンサー リンク

だが宅配だけで来店客の減少をカバーする事はできず、2年間で多くの外食店が閉店していきました。

2022年に入ると外食チェーン各社は出店を強化し始め、4年ぶりに新規出店が前年度上回り3年ぶりに出店が閉店を上回る。

外食大手45社の出店数は1200店舗以上に成る予定で、閉店は500店舗未満なので700店舗の純増になります。


20年の閉店数は1762店、21年は875店だったが大手チェーンの不採算店舗閉鎖はほぼピークを終えた。

大手チェーンが計画通りに出店すると、外食チェーン店舗数はコロナ前の2019年の2万1616店を上回る2万2134店になる。

出店場所はコロナ前とは大きく変わり、市街地や繁華街、オフィス街を敬遠し、住宅地域など「自宅近く」を重視している。


従来の都市中心部の来店数が戻っていないのに対し、自宅近くで食事やテイクアウトや宅配で食べる人が増えているためです。

回転ずしのスシローは新規出店50店のうち20店舗をテイクアウト専門店にし、回転ずしなのにテーブルを置かない。

外食チェーンが強気の一方で夜間営業中心だった飲み系店舗はまだ出店を控えています。



値上げやコロナを乗り越えて成長するジャンル

外食産業全般で値上げの動きが広まっていて、皆さんが利用している店も数十円とか100円以上値上げしたと思います。

デフレの時は安さを競い300円以下になっていた牛丼は、現在並盛税込み400円以上で、トッピングと味噌汁で600円から800円もします。

回転ずしはもう100円の皿がどんどん減っていてメニューの多くは150円とか200円以上になっています。


回転ずしも高級化が進んでいて、安いけど特徴のないメニューより旬の高級ネタを食べる人が増えています。

王将やココイチは各メニュー数十円値上げだが、値上げと言わず「新メニュー追加」と言っているステルス値上げも多い。

既存の400円の商品をそのまま440円に値上げすると常連客が離れるが、魅力的な新メニューが500円だと「安い」と思うものです。


値上げにも拘わらず大手外食チェーンは好調で、通年の結果は出ていないが4月の中部地区売上高は前年比増収だった。

中でも回転ずしはスシローを筆頭に高級路線が受けて2021年度は7400億円になり、2011年の4636億円から大きく成長した。

マクドナルドも新メニューの度に微妙に高くなっているので、値上げしても売れる商品は売れています