国力に較べて過大な軍事力を持つ国は、なんとかその軍事費を工面しないと破産する
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手っ取り早く侵略しますか?

国には必ず軍事力があり軍隊にはお金がかかる訳ですが、各国はなんとか負担を少なくし、軍隊でお金を稼げないかと考えます。

普通の国は軍事力にGDPの2%から4%かけていて、労働者は収入の3%ほどを毎月軍隊のために払っています。

軍事費が5兆円なら5兆円は国の負担になるが、同時にこの5兆円はGDPでもあり、日本やアメリカ経済の一部になっています。

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アメリカの軍事費は兵士の年金や福利を含めると年間100兆円以上、さらにNASAという「宇宙軍」にも数兆円かけている。

各国の最先端技術は予算の制限がない軍事技術で磨かれ、民生品より遥かに高度な技術が使用されている。

最近ウクライナ戦争で驚いたのが、ロシア軍・ウクライナ軍ともに旧ソ連製の兵器やミサイルを使用している事でした。


ソ連崩壊はもう30年も前なので、生産から40年くらい経ちその辺の倉庫に入れておいたものが現役で使用できるのです。

ウクライナに援助した欧米も、90年台に使用しもう使用期限が切れたような対戦車ミサイルが、ロシア戦車を次々に撃破していました。

世界でもっとも耐久性に優れると言われるトヨタの車でも、10年も倉庫に置きっぱなしだったら本格修理しないと動かなくなります。


例えば初期型のF15に搭載されていた電子部品はファミコン程度らしいですが、30年間酷使しても壊れない耐久性を持っている。

フランスやイギリスは民間製造業はとても弱いが、最先端の軍事技術を持っているので、日本やアメリカをも打ち負かす事がある。

軍隊は経済も支えていて、失業率を抑える効果があるので不況対策に有効、リーマンショックでは軍隊が大きい国ほど打撃が少なかった。


アメリカの軍事費は年間100兆円なので、毎年100兆円の公共事業をしている事になり、田中角栄もびっくりの公共事業天国です。



軍隊で金を稼ぐ方法

欧米や日本のような先進国は経済規模にふさわしい軍隊を持ち、平均するとGDPの2%ほど軍事費にかけています。

ところが経済規模が小さい軍事国家、北朝鮮や昔の中国や今のロシアは経済規模で維持できるより大きい軍隊を持っています。

そのままではどう考えても経済破綻するので、軍事国家は巨大な軍隊によって金を稼ぎ、元を取ろうと考えます。


手っ取り早い方法は侵略戦争で、隣の国を征服して拡大すればジンギスカンのように元手ゼロで大帝国を築けます。

だが侵略戦争はどこかで激しい抵抗にあり、予想外の敗戦をして没落、帝国崩壊に至るのが定番のパターンです。

ロシアは「俺様が通ればウクライナは無条件降伏する」と考えてウクライナに侵攻したそうですが、時代感覚が1000年ほどずれています。


もう少しマシなやり方をしているのが北朝鮮で、この国は定期的にミサイル発射や核実験をし、先進国を脅して臨むものを手に入れています。

だがこの方法だと先進国は少しの譲歩はするものの、外資が北朝鮮に競って投資するような状況にはなりません。

もう少し利口だったのは中国で、毛沢東は「ズボンを履かなくても核兵器をつくる」と言って核保有国になった。


毛沢東の大躍進では5000万人がなくなったとされるが、中国は核保有国になる事で常任理事国になり、国連を支配するようになった。

地球温暖化会議や貿易会議などあらゆる場で核兵器をひけらかし「全面戦争だ」と言って自国に有利なルールを作ってきました。

これも軍事力をお金に替えていると表現する事が出来、日米欧など先進国は軍事力をおそれて中国に譲歩を繰り返し、中国を助けてきた