遭難者数がガンガン増えていて、遭難者の半数は高齢者、中高年がほとんどを占める
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画像引用: https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=6756 低山・里山で山岳遭難が多発! 2021年の発生件数は過去2番目の2635件 - ヤマケイオンライン _ 山と溪谷社



”ゆる登山△”が増加か

2021年の富士山登山者数は約7万9千人で2017年は約28.5万人、コロナの行動自粛のために登山者は大幅減少となった。

全国的な登山者数の統計はないものの2020年は大幅減少、21年はやや回復し、22年も増えたがコロナ前に及ばないとみられています。

にも拘わらず全国の山で遭難者が増えていて、この増加は平成に入ってから長期間継続しています。

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昭和60年台の年間遭難者数は500人前後だったが平成20年は1500人、平成30年頃は2600人になっています。

登山者が増えたのもあるがそれ以上に高齢登山者の増加が影響していて、警察庁によると遭難者の約半数が60歳以上だった。

普通に考えると経験豊富なベテランは遭難しにくく、経験が浅い若者が遭難しそうですが、話は逆になっています。


実際には若者は経験不足だったとして体力で補って、道に迷ったとしても自力で下山する事が多い。

高齢登山者は過去の経験がアダになり、若い頃は余裕で登れたとしても、体力が衰えるので昔の方法が通用しない。

以前は日中に到達できた山小屋に日が暮れてもつかなかったり、昔はスキップで降りていた下りで躓いて転んだりします。


以前の登山ブームでは富士山やアルプスなど難易度が高い高山が人気でしたが、最近は気軽に登れる低山に人気が移っています。

実際山岳地帯に行くと有名ではない山の中に、登山者のものらしい車がたくさん止まっていて驚いたりします。

最近の登山者はみんなユーチューブを見ていて、若い女性が簡単そうに昇っているので、それを見て軽装備で気軽に出かけます。



キャンプブームで料金高額化

だが若い女性ユーチューバーは体力が有り余っている年代で、中高年が同じ事をしようとしても上手く行かない事が多い。

低山は高山より高低差が少ないので、進む道がはっきりせずどっちに行けば下山できるのか迷いやすいと言われている。

某キャンプ場で数年前行方不明になった小学生は低山に上って転落したようですが、山頂まで木が生えているので周囲の状況が分からない山でした。


登山ではないハイキングやトレイルも人気で、トレイルとは原野や森林、里山などを歩いて景色を楽しんだりする事です

各地のトレイルやハイキングコースには低山も含まれるが、迷わない道があったり頂上に休憩所がある場合が多い。

自分で地図を調べて自分のコースを設定しても良く、登山とはまた違った楽しみがあるでしょう。


沖縄から北海道まで全長約1万kmの「JAPAN TRAIL(ジャパントレイル)」が計画されていて、今後10年ほどで整備される予定です。

政府はこうしたアウトドア観光を外国人観光客誘致につなげたい考えで、まあ団体で京都や浅草を占領されるより良いでしょう。

最近「ゆるキャン△」のようなアニメがヒットしキャンブームがあり、全国のキャンプ場が整備され高額化が進んでいる。


以前は数百円で泊まれたのに自動車専用のオートキャンプ場になり、一泊1台5000円からというキャンプ場が多い。

こういう場所に1人で歩いて行ったとしても料金は1泊5000円なので、その分キャンプ場は儲かります。

公営キャンプ場もコロナで閉鎖中が多く、リニューアルして再開したら料金2倍というケースが多い