ウクライナの降伏で停戦しエネルギー危機を回避したい独仏伊、徹底抗戦で勝利を目指す米英
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画像引用:https://www.reuters.com/world/g7-leaders-discuss-iran-nuclear-talks-revival-french-official-2022-06-26/



徹底抗戦か降伏分割か

2022年6月27日、ドイツで開催されたG7に7カ国の首相が集まり、ウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで出席した。

ゼレンスキーはロシアとの戦争を、冬が始まる前の年内に終結させたいと述べたが、この発言は正反対の2通りに解釈できる。

ドイツのショルツ首相は6月25日、ウクライナの復興のために「マーシャルプランが必要だ」と発言している。

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マーシャルプランは第二次大戦で廃墟になった欧州の経済復興のため、米国が立ち上げた復興計画で大成功と評価されている。

だがショルツ首相は以前から「即時終戦」を主張していて、ロシア軍が占領した土地をロシアの領土と認める事で終戦するべきだと言っている。

つまりウクライナの敗戦支持という事で、フランスのマクロンとイタリアのドラギ首相も同様の考えを表明している。


ウクライナでは最近の激戦地だったセベロドネツクからウクライナ軍が撤退し、100%ロシア軍の占領下に入った。

セベロドネツクと川を挟んだ南西にはリシチャンスクがあるが、南部をロシア軍が占領しているうえに砲撃で急速に廃墟化が進んでいる。

ルガンスク州のガイダイ知事はメッセージアプリで全市民に即時撤退を呼びかけたが、電気が届いていないし、何人の市民が残っているか知事も知らないという。


最近のウクライナ軍には良い所が何もないが、米軍と英軍は「ロシアが行き詰まりウクライナが反転攻勢に出る」という見方を変えていないようだ。

米国防総省高官は6月24日、最近の敗戦について「プロフェッショナルで戦術的な撤退をしている」と評価した。

ただのリップサービスかも知れないが、高官によるとウクライナ軍は撤退しながらロシア軍を狭い範囲に封じ込めるのに成功しているという。



戦争PR会社の暗躍

一方英国防省は、ロシア軍は今後数か月で軍事資源を消耗し、前進できなくなるだろうと予想して見せた。

米英は戦争継続派で、これはウクライナの勝利のために戦争を支援するという勢力になる。

日本は安全保障で親しい米英側につき、戦争継続でウクライナを支援する立場をとるでしょう


最近の報道でウクライナ戦争では各国の戦争PR会社が活動していて、ウクライナ政府には欧米の戦争PR会社が協力している。

戦争PR会社とは世論の形成を請け負う政治工作企業で、例えば911テロ後の対イラク戦争やボスニア戦争などで大活躍した。

戦争PR会社は世論を味方につけるため特定勢力を「悪の勢力」と決めつけ、説得力があるニュースや映像を発信する。


ニュースは本当でも嘘でもどちらでもよく、人々を操れるなら平気でフェイクニュースを制作する。

わたしがウクライナの情報に疑問を持ったのは6月7日ごろで、「ウクライナ軍がセベロドネツクを奪還、ロシア軍は敗走」「ウクライナ軍が東部で反撃、ロシア軍が主要都市で敗走か」という記事を書きました。

州知事がそう発表したという複数のニュースがあったからでしたが、後にすべて嘘だったのが判明しました。


なんらかの理由でウクライナ軍大勝利というニュースを戦争PR会社が作成し、それをSNSやニュースサイトで拡散したと考えられます。

世論形成や世論操作を請け負うという意味では日本の電通など大手広告会社も似たような事をやっているようです。

例えば多くのメディアで一斉に「韓流ブーム」を仕掛けるとか、100日目のワニ騒動などが彼らの仕事だと言われています。