NATOは意外にダメな組織で、ロシア友好国のトルコが反対したら何もできない
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画像引用:https://news.ntv.co.jp/category/international/5e4fea4241e44bf09c415a77c4e897b1 【解説】北欧2国「NATO加盟申請」表明もトルコ難色 “クルド人組織” 巡る問題が背景に… “2つの要望”とは



NATOがロシアとの対立姿勢

2022年6月28日、ウクライナの戦闘で動きは無かったが、ウクライナとロシアを巡る国際情勢で変化がありました。

27日にドイツでG7エルマウ・サミットが開催され、翌28日にはスペインでNATO安全保障会議、岸田首相は両方に出席した。

G7ではドイツ、フランス、イタリアがロシアへの領土割譲による早期終戦への期待を持っていたが、会議で表明する事はしなかった。

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共同声明では「財政、人道、軍事、外交的支援を継続し、必要な限りウクライナを支援する」と無期限の支援を表明している。

今まで不十分だった最新の高度な兵器も軍事支援の対象になるとされ、より明確に「ウクライナの勝利」を目標にしている。

今まで欧米は「ウクライナが勝ちすぎるとロシアを刺激して核戦争になる」として、「ウクライナが勝たないように」小出しの援助をした。


こうした姿勢が今後改まるのか、日本は口だけで「頑張ってください」というだけなのか、具体的に軍事支援をするのかが注目される。

戦争の終結方法では独仏伊が話し合いを主張しているのに対し、米英は徹底抗戦を主張したとみられている。

NATO安全保障会議はまだ開催されていないが、過去最大規模の軍事力強化が発表される見通してす。


NATOのストルテンベルグ事務総長は6月27日、NATO即応部隊の規模を現行の4万人から30万人超に拡大する考えを示した。

NATOで問題になっているのはスウェーデンとフィンランドの加盟にトルコが反対している事で、NATOはどんな議決でも全員一致でないと決定できない。

つまりトルコはNATOのいかなる決定にも拒否権を持っているが、トルコはロシアと親しく準同盟国のようにつきあっている。



NATOのアジア関与が明確になってきた

ロシアの意を汲んでトルコがNATOの決定を妨害するのはありそうな話で、NATO軍強化もトルコが反対したら否決されます。

トルコが問題にしているクルド人とは世界最初の文明メソポタミア文明の子孫で、トルコ人やアラブ人より数千年早く住んで居ました。

だが彼らは第一次世界大戦で近代国家をつくるのに失敗し、トルコなどに建国運動をしているものの「テロリスト」として迫害されています。


それをスウェーデンとフィンランドがかくまっているという事で、実際のテロリストはトルコの方だと思われる。

さてG7ではロシアだけではなく中国のウイグル問題などへの非難声明が出され、アメリカは太平洋版NATOを作りたがっている。

日米、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスの5カ国は「青い太平洋におけるパートナー(PBP)」を立ち上げた。


5カ国はPBPを通じ環境問題や安全保障に関与するとし、中国の太平洋進出に対抗する姿勢を示している。

会合にはフランス、欧州連合(EU)もオブザーバー参加し、NATOの太平洋への関与を強くうかがわせる。

太平洋には既にクアッド(4カ国安全保障対話)があり日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国が加盟している。


だがインドは西側と中ロを両てんびんにかけて両方から利益を得ようとする姿勢を取っていて、機能していないし最初から崩壊している。

韓国はクアッドに入りたいようだが、「最初の加盟国になって利権を得る」のを公然と目標にしていて、そこには理念も共通の価値観もない。

そんなNATOですが全員一致でトルコに拒否権があるようでは結局ダメな気もします