ロシア軍は消耗が激しいと米英軍は見ている
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画像引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220626/k10013688841000.html ウクライナ東部 セベロドネツクがロシア軍の支配下に _ NHK _ ウクライナ情勢



ロシアの消耗戦

ウクライナ軍は東部の要衝セベロドネツクから完全に撤退し、ロシア軍は南側のマウリポリに続いて北側の拠点都市も占領に成功した。

この2か月ほどウクライナ軍にはあまりいい話がなく、ともすればこのままウクライナは勢いを失って敗戦するかのように見える。

だが米軍は以前からロシア軍は今後苦戦するようになり、最後にはウクライナから撤退するか非常に大きな損害を被ると言っています。

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ヘインズ米国家情報長官は6月29日、ロシアはウクライナで「過酷な苦闘」を強いられるという見方を示した。

ロシア軍の戦況はわずかに好転できても、戦闘で疲弊したロシア軍は短期的には大きな成果をあられず戦争は長期化すると語った。

ヘインズは「プーチン大統領はウクライナの領土の大部分を占領するという目標を変えていない」と指摘した。


だがロシア軍は4か月以上の戦争で疲弊しており、プーチンの目標が短期的に達成できる可能性は低く大統領の軍の間に断然があるとした。

実際プーチンは開戦以来何度も司令官や幹部を交代したり、将軍クラスを逮捕したり軟禁したとも報じられた。

ロシア軍が大きな成果を上げられず、戦争が長期化する可能性が高いとも語った。


イギリスのジョンソン英首相は国防情報当局の見解として、ロシアの勢いは今後数カ月で減速すると述べた。

ロシア軍はウクライナ東部のドンバス地域で前進しているが、兵士や装備に大きな損失が出ている。

その結果ロシア軍は今後数か月で前進する勢いを失う可能性があり、ウクライナ軍が形成を逆転するように支援する必要があるとも述べた。



ウクライナ軍は意図的な撤退をしている?

こうした見方はロシア軍が前進するために払った損失が、得られたものより遥かに巨大なところから来ている。

ロシアがウクライナ侵攻で得られたものと言えば、わずかばかりの尊敬や支持表明、軍事的な恐れという所でしょうか。

失ったものは数限りないが、軍事的損失だけでも巨大で兵士数万人、多くの陸海空軍兵器などがあった。


西側諸国の制裁によって半導体や精密部品が輸入できなくなり、戦闘機やミサイル、戦車などの生産も止まっていると言われている。

ロシアに肩入れしている中国が今後IT部品を供給するのかも知れないが、中国は当然対価を要求し、自身が西側から制裁を受けるリスクは犯さない。

有史以来中国が外国を助けるために自らを犠牲にした例はなく、今回も「ロシアを助ける」より自分の損得を優先します。


英国防省は6月28日、ロシア軍が急速に戦力を消耗し軍の「空洞化」が進んでいるとの見方を示した。

ロシア軍は戦線を離脱した幹部の不足を補うため退役将校や予備役を登用しているが、東部での消耗戦は持続不可能と見ている。

ウクライナ軍によると、ロシア軍は24日から28日に巡航ミサイル130発以上を発射した。


報道された命中場所はデパートなど民間施設だけで、ウクライナ軍の拠点には一発も命中していない。

米シンクタンク「戦争研究所」によるとウクライナ軍は意図的な撤退をしていて、ロシア軍に損害を与えながら少しずつ後退した。

今後ウクライナ軍はまだ占領されていない都市を拠点に体制を立て直すかも知れないと分析している