米政権はウクライナを分割する停戦案に傾いている
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画像引用:https://www.nhk.jp/p/nw9/ts/V94JP16WGN/blog/bl/pKzjVzogRK/bp/pdYMZvnArd/ ウクライナ情勢 想定されるシナリオは? - ニュースウオッチ9 - NHK



ウクライナが勝つと困る人達

最近の報道によると米政府=ホワイトハウスには、ウクライナが領土を割譲する事で和平を目指すべきだとする勢力がある。

というよりも2014年以前からずっとホワイトハウスではロシアとの妥協を求める勢力が多数派で、だからオバマ大統領は2014年にウクライナに軍事介入しなかった。

とりあえずホワイトハウスの親ロ派勢力と呼ぶが、彼らは一貫してロシアを挑発したウクライナに非があると主張し、ウクライナへの軍事支援にも反対した。

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2月24日の侵攻以降も軍事支援に反対したが、バイデンが大統領権限で押し切り、ホワイトハウス内にしこりを残した。

HW左派はトランプ政権時代に北朝鮮のミサイル発射に対して、北の要求を呑んで事態を沈静化するべきだと主張した。

そして行われたのがトランプと金正恩の複数回の首脳会談で、ミサイルは止まったが北朝鮮の脅威は野放しになった。


アメリカは大統領が代わると主要人事が行われるが、代わるのは長官などトップだけで、国務省やホワイトハウスの実務官僚は交代しない。

CNNによるとホワイトハウス内では、ウクライナが失った領土すべてを取り戻すのは難しいという見方が広まっている。

バイデン大統領の側近の間では、ウクライナの領土が縮小する可能性を視野に、勝利条件を再定義すべきかの議論が行われている。


早い話ウクライナが領土の半分をロシアに割譲しても、半分残ったら「勝利だ」という議論をしている。

ウクライナの旧ソ連製兵器で使用できる砲弾は在庫が付き、ロシアが10発打つ間にウクライナは1発しか打てない。

アメリカは3兆円以上の軍事支援をしているが、そのうち2.9兆円は使い道が不明である。



手のひら返しで「ウクライナ負けろ」

例えばアメリカは多連装ロケットシステムの供与を発表したが、国防総省が許可したのは8基に留まっている。

トランプ時代の一連の官僚とのやり取り、トラブルを見ると米大統領の権限は思ったより小さく、特に防衛に関する事は官僚が拒否権を持っている。

バイデンやトランプは「これはこうしろ」と命令しても、実務を握っている官僚が「それは”できない事”になっています」などと拒否する。


バイデンは何度もウクライナが勝つのに必要な軍事支援を指示しているが、どうも官僚が拒否していて実行できないようです。

ウクライナの完全な勝利を確信し、もっと軍事支援するべきだという勢力も存在するが、バイデン大統領など少数派であるらしい。

ウクライナを苦境に陥れているのが「ウクライナが勝つと困る」という意見で、ウクライナが勝つとロシアとNATOが核戦争になると主張する。


つまりこの人たちはウクライナに負けて欲しい訳で、世界が平和になるためにはウクライナが負けるべきだと主張している。

ウクライナが領土をロシアに割譲する形で停戦しても、NATOはウクライナの加盟を拒否しているので数年後に今回と同じようにロシアが侵攻してきます。

アメリカの対応を見ると停戦後に米軍がウクライナに駐留して守るのも、現実的ではなさそうに思えます。


みんな火の粉をかぶりたくないので「ウクライナが負ければ良い」と思っていて、停戦した後も関わり合いに成りたくないので誰もウクライナを守りません。

国際社会とはこういうもので、日本が中国やロシアに侵攻されても欧米や世界は同じように対応するのは覚えておいた方が良い