ロシア艦隊と戦うため日本海を進む連合艦隊
どこかで大勝負しないとロシアやアメリカのような国は倒せない
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画像引用:http://www.sakanouenokumo.com/koukai.htm



勝敗を分ける1発はどちらに味方するか

運命の1弾とは1905年(明治38年)8月10日、日露戦争の日本海海戦で連合艦隊の三笠が発射した砲弾がロシア艦隊旗艦ツェザレヴィッチの艦橋に命中し、司令官ヴィトゲフト提督がなくなった。

同時に操舵手も吹き飛ばされて左旋回して自軍の隊列に割り込み、ロシア艦隊は全滅し日露戦争の勝敗は決した。

第二次大戦中の1941年5月24日、世界最強戦艦と呼ばれていたドイツ戦艦ビスマルクとイギリス海軍の戦いがあり、双方とも大打撃を受けた。


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ビスマルクはイギリス巡洋戦艦フッドを数分で沈め戦艦プリンス・オブ・ウェールズを戦闘不能にし、修理のためどこかへ寄港すると予想された。

イギリス海軍には追いつける戦艦が1隻も残っていないので、複葉機のソードフィッシュが攻撃し、1発の魚雷が舵に命中しぐるぐる回りを始めた。

動けなくなったビスマルクは翌朝英戦艦キング・ジョージ5世およびロドニーに追いつかれ400発以上の砲弾を受けて最後は自沈した。


やはり第二次大戦のミッドウェー海戦ではどちらが先に敵空母を発見するかの競争で、連合艦隊は負け米艦隊が勝利した。

米艦隊には「日本艦隊を倒す」という目的しかなかったが、連合艦隊は「ミッドウェー島占領もしくは米空母艦隊殲滅」という矛盾した命令が与えられていた。

良く言われるように艦隊を指揮した南雲長官は空母には精通しておらず、度々間違った指示を出して後手を取った。


例えて言えばレストランでうどんとステーキのどちらを食べるか迷った末、両方注文してどちらも食べれなかったような事でした。

結果米艦隊のほうが先に日本空母を発見し、後手に回った日本空母は防戦一方になり、全空母と全艦載機、世界最強の全パイロットを喪失した。

もし日本空母の方が先に米空母を発見していれば日本艦隊が勝利し、第二次大戦そのものも日本が勝利した可能性があったが、そうはならなかった。



無法国家に和平はない

歴史上の大戦争には必ずこのような運命の一瞬があり、神が味方した方が勝利し勝敗は一気にどちらかに傾きます。

今戦争をしているのはロシアとウクライナで海戦ではなく地上戦だが、ウクライナが勝つにはどこかで奇跡の大勝利が必要になります。

ウクライナは2月24日の開戦からしばらくは善戦し、特に西部と北部ではロシア戦車を完膚なきまでに叩き潰して撤退させた。


だが4月に膠着状態になり5月にロシア軍は東部と南部で攻勢をかけ、6月に東部で連戦連勝し7月初めにルガンスク州を完全占領した。

7月2週目になると米軍が提供した多連装ロケット砲が戦果をあげ始め、ロシア軍後方の補給拠点や支援物資を破壊し、ロシア軍の動きは止まった。

様々な数字を見るともし年末までロシア軍がウクライナで戦うと、投入した兵士の5割にあたる10万人が負傷などで戦線離脱する。


最近ロシア軍が多用しているミサイルも発射数が徐々に減っていて、おそらく年末には枯渇すると予想できます。

ウクライナ軍も同じくらい消耗しているが、欧米が提供する最新兵器は時間が経つほど増えていくでしょう。

年末にかけてロシア軍は資源が枯渇しウクライナは増えるので、攻守入れ替わってロシア軍は防戦に回ります。


ではそれでウクライナ軍が勝てるかというと、中東の民主的な国はアメリカがいくら支援してもイスラム勢力に勝てませんでした。

やはりウクライナがロシアに勝ってロシア軍が完全撤退する為には、どこかで大勝負をして大勝しなくてはならない

ロシアや中国のような無法国家に対しては妥協や停戦による平和はありえず、完全勝利が完全敗北のどちらかしかありません