中国は世界的に見ても低成長国になった
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画像引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM1369T0T10C22A7000000/ 中国実質成長率0.4%に失速 4~6月、ゼロコロナ打撃_ 日本経済新聞



低成長国になる中国

2022年の中国予想成長率がどんどん下がっていて、4%を下回るという予測が信ぴょう性を持って語られています。

2020年に中国の経済成長率は2.3%だったがあれは新型コロナこと”武漢ウイルス騒動”による例外と考えられていました。

米経済メディアブルームバーグの最新エコノミスト調査の中央値は、2022年の中国成長率は3.9%になった。

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22年7ー9月(第3四半期)のGDPは4.2%増(予想)、10ー12月は5%成長と見込まれているが、4~6月は0.4%(前年同期比)、1~3月は4.8%増(前年同期比)だった。

ダンスケ銀行のエコノミスト、 アラン・フォンメーレン氏は低調な不動産市場、新型コロナ対応、欧米経済不調などを理由に「中国の成長率は2.7%にとどまる」と予想した。

中国政府の22年成長目標は5~5.5%で、従来から5%割れの可能性が高いと指摘されていたが、4%割れは中国にとって衝撃的なものになる。


2019年に中国の成長率が5.95%になった時、低成長への危惧が表明されたが今回は4%割れで多くの新興国を下回る。

世界銀行によると22年の世界経済成長率は2.9%、それよりは1%高いもののもはや中国は新興国の成長リーダーではなくなった。

アジア開発銀行(ADB)は7月21日、東アジアの成長予想を3.8%、中国は4.0%、東南アジア5.0%、南アジア6.5%とした。


中国が世界の工場と呼ばれていた90年台から2000年台にかけては10%以上が当たり前で、経済専門家は中国のGDPがアメリカを超えるまで高成長が続くと予想していた。

アメリカの22年成長予想は2.9%なので中国との差は1%、米中のGDPの差は中国の発表をうのみにしても25%あります。

中国の人口は今年か遅くとも来年には減少に転じ、アメリカは今後も人口が増加し成長率も平均3%程度を維持すると考えられます。



中国は借金で成長率を買っていた

これだと中国がこれ以上アメリカとの経済格差を縮めるのは困難で、それどころかある時点で成長率が逆転し格差が開くと予想されている。

中国の経済成長率は2007年頃までは債務の拡大を上回っていて、債務を増やさずに経済拡大していました。

だが2008年の世界経済危機で50兆円の政府投資をしたのを皮切りに、毎年巨額の政府投資で経済成長を維持するようになった。


政府投資は毎年増えたが成長率は年々低下したので、中国の公的債務は今では200%を大きく超えていると考えられます。

中国政府は21年あたりから「もう成長率は重要ではない」と言い、低成長率が新常態であると国民に思わせようとしています。

債務の一端が明らかになったのが最近破綻した恒大などの大手不動産開発会社で、彼らは政府に代わって「国債」を発行したり資金集めもしていました。


中国政府債務の大半はこのように民間債務に付け替えられていて、表向きのGDP比80%、1000兆円程度は真実ではない。

中国政府は膨大な政府債務を隠しながら民間企業の過剰債務問題を解決するため、低成長で経済を安定化させると言っています。

特に不動産部門の不良債権や過剰債務を問題視しているが、じつは不動産部門の債務は政府の指示で民間企業に債務を付け替えていました。