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ウクライナ反撃のターニングポイント

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ロシア軍とウクライナ軍の戦力が最前線で逆転している
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画像引用:https://www.manisteenews.com/news/article/Ukrainian-forces-strike-key-bridge-in-17316454.php

ロシア軍は力尽きた
ロシア軍が侵攻したウクライナの戦場では、勢力バランスの根本的変化が起きているという見方が強まっています。
2月24日の侵攻からずっとロシア軍は兵器や砲弾、兵力などの物量で上回っていたが、それが均衡もしくはウクライナ有利に変化している。
ゼレンスキー大統領は7月末、1日当たり100~200人の兵士が死亡していたが、今は30人ほどに減り、負傷者は250人前後だと語った。

数字の裏付けは取れていないが米航空宇宙局(NASA)は衛星観測データでウクライナ東部の火災が減少していて、ロシア軍の砲撃が減少していると分析している。
ワシントンポスト紙によるとハルキウの南東に位置するイジウムの敵弾薬庫を最近HIMARSで攻撃して以降、同地域の砲撃は1/10になったとしている。
ゼレンスキー大統領は「以前はウクライナの砲弾1~2千発に対して、ロシアは毎日1万2千発を撃っていたが、今はウクライナで毎日6千発を生産し、ロシアは砲弾が不足し始めている」と語った。
ウクライナ軍の主力火砲は旧ソ連製で西側とは口径や規格が違い在庫もなかったが、国産化に成功したとみられる。
一方のロシアは国内で無尽蔵に砲弾を製造できるが、ハイマースによって弾薬庫や輸送、補給施設を攻撃され支障を生じている。
ゼレンスキー大統領によるとこの兵力バランスの変化によってウクライナ軍の損失は減少し、ロシア軍の損失は多いままになっている。
両軍とも信頼性が高い戦死や負傷兵の人数を発表していないが、米英軍や分析機関によるとロシア軍は戦死1万5000人、負傷4万人近くに達している。
ウクライナのアレストビッチ大統領府長官顧問は6月、ウクライナ軍の戦死者は1万人に達したと話したが、どれが本当なのかは分からない。
ただウクライナ軍の損失はロシア軍より少ないとの見方で多くの分析は一致しており、ロシア軍の損失は今も一日200人以上とみられる。
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ウクライナ軍の反撃は近い

ロシア軍は数十キロ離れた場所から都市を砲撃し、廃墟化してから歩兵が前進し占領するが、この時毎日数百人の損失がでている。
ウクライナ軍に多数の損失が出るのもこの時で、プーチンは「前進と占領」を指示しているのでロシア軍は損失を出し続けている。
ハイマースなどでロシア軍が十分な都市砲撃が出来なくなると、前進した歩兵はもっと大きな損失を出すでしょう。
既にウクライナ軍からは、前進したロシア軍部隊が被害に耐えかねて撤退しているという例が報告されている。
英国の秘密情報部(MI6)のリチャード・ムーア長官は7月21日、「ロシア軍は力尽きようとしている」と数週間以内の変化を予言した。
同氏によるとロシア軍は人員と物資の確保が困難になり、数週間以内に一時停止しウクライナが反撃すると考えている。
ヘルソン州やドネツク州には川が流れ橋が架かっているが、ウクライナ軍はハイマースなどの精密攻撃でいつでもこの橋を破壊できる。
するとロシア軍は退路を断たれて孤立したり補給路を分断されたり、前進できなくなり作戦に大きな支障をきたすでしょう。
ウクライナ軍は黒海に近い南部のヘルソン州で攻勢をかけると見られていて、ヘルソン州はロシア軍占領地で最もロシアから遠く補給路が長い。
ロシア軍には最も不利な場所にあたるので、ここを攻められると守り切れないか大損失を出すでしょう。

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