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20代のタクシー運転手が増加傾向、平均年齢は60歳

20代でタクシー運転手になると同年代より高収入
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タクシー運転手は高齢者と若者に2分化
タクシー運転手の平均年齢は60歳で都会では70台の運転手をかなり見かけ、明らかにふらついていたり速度が安定しない高齢ドライバーも見かけます
タクシーの高齢化の始まりは1990年台から2000年台の規制緩和で、自民党政権は「規制緩和すれば経済が良くなる」と言ってトラックやタクシーの台数規制を撤廃した
小泉首相が構造改革とか規制撤廃を連呼していたのはまだ記憶に新しいが、あれでトラックやタクシーの台数が激増し低賃金化が進んだ

長距離トラックはかつて月収40万円以上だったが規制緩和で手取り18万円程度になり、タクシーも同じ状況に陥った
労働時間は24時間連続勤務など過酷なもので、劣悪な労働条件が知れ渡りタクシー運転手になろうという人は居なくなった
橋本首相や小泉首相は規制緩和で景気が良くなると言っていたが、実際には彼らのせいで日本はGDP2位を中国に明け渡した
経済的に説明すると規制緩和は物価を下げる効果があり、インフレ時に規制緩和をすると良い効果ばかりになります
だが当時の日本は超デフレなのにさらに物価を下げる規制緩和をした結果、日本中の路上にホームレスが溢れる事態になりました
政府はデフレをさらに悪化させタクシー業界やトラック業界は完全に破綻してしまいました
タクシー運転手の不足が深刻化し高齢運転手の安全面でも問題になったが、最近20代のタクシー運転手がチラホラ出現している
タクシー運転手は年齢による収入格差がないので、2種免許取り立ての人でもベテランドライバーと同じ金額を稼ぐのも可能です
長い不況で日本の賃金は世界より低くなっていて、特に20代前半で学歴もコネも無いとなると手取り10万円ちょっとではないでしょうか
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20代のほうがタクシー運転手に向いている

タクシードライバーの全国平均年収は約300万円で東京は約400万円、あまり多くない気がしますが20代で手取りでこれだけ稼げば満足度は高いと思います
タクシー運転手は高齢者が多いのだが20代の若者がスタート地点として働くと、一般的な労働者より高収入になります
運転手を70歳まで続けると昇級がないのでいずれ追い越されますが。20代から30代前半では同世代の人よりも有利です
運転手は基本給+歩合制で、年収約300万円から約400万円は売り上げの50%から60%に相当し、普通はタクシーや車庫やガソリンは会社持ちです
アメリカではまったく異なりNYのタクシーでもウーバータクシーでも車両は運転手がレンタルし費用も保険もすべて運転手持ちです
一見するとアメリカのほうが稼げるのだが一日休むと損害請求されたり費用を払えなくなるので年中無休で寝る時間以外働く人が多い
アメリカのタクシー運転手は低収入な移民の仕事で最低賃金程度、日本のシステムの方が安定してお金を稼げます
東京など大都市では年収500万円から600万円になる場合もあり、多くの場合2種免許取得費用は会社が払うか補助制度があります
一流企業に就職できるならそれが良いですが、20代の10年を低賃金で過ごすよりタクシー運転手のほうが良いかも知れません
自動運転でタクシー運転手がなくなるという未来予想については、「AIで国会議員が不要になる」話に近いと思います
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