スターバックス撤退後に引き継いだスターコーヒー、一見同じだが外国からの投資は入ってこない
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画像引用:https://www.nbcnews.com/business/business-news/stars-coffee-opens-in-russia-starbucks-replacement-rcna43962



楽観派と悲観派の言い分

ロシア経済についての見方は分かれているが良くなっているという人は居らず、どの程度悪化するかの意見が分かれている

楽観派はエネルギー価格高騰で年間20兆円もの利益を得て、ロシアは史上最大の経常黒字を築いた点に注目した

悲観派によるとロシアの輸出額は今年5%マイナスで、経常黒字は経済制裁による輸入減少がもたらしたものだった

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つまりロシアはエネルギーを輸出して代金を貰ったが、先進国が何も売ってくれないので経常黒字として外貨が溜まっている

しかも先進国はロシアを国際金融システムから排除したので、ロシアは送金も出来ないし受け取った外貨で買い物もできない

先進国は半導体もPS5もスマホもフライドポテトも売ってくれないので、ロシアは自給自足経済に切り替えようとしている


例えばマクドナルドが撤退し米国産ポテトが入って来なくなったので、ロシア産ポテトやロシア産の肉とパンで代替している

ポテトなら良いが半導体や精密部品は代替品が無く、中国から輸入できるものは限定されている

米メディアのブルームバーグによるとロシアの経済専門家らが政府向けに作成した報告書で、長期的なリセッション(景気後退)に見舞われると指摘した


報告書はロシア経済が2024年まで落ち込み、侵攻前に戻るのは2030年かもっと遅れるだろうと予測しています

落ち込み幅は悪い想定でもマイナス11%としているので、この点はかなり楽観的に書かれているようです

「ロシアのGDPは半分になる」などと書いてしまうと刑務所に入るか首が飛ぶのかも知れません



国際金融システムから排除され中国と物々交換

ロシア以外の経済専門家はもっと悲観的な人が多く、ロシア政府の経済予想は都合の良い部分だけつまみ食いしていると指摘している

例えば貿易黒字や経常黒字は経済制裁で輸入が減ったからで、エネルギー高騰でも輸出金額は減少している

そのエネルギーなのだが先進国がロシア産を買ってくれない為、中国や新興国に3割引きで販売している


今は史上最高値の3割引きだが値下がりしても3割引きを要求されるので、今後のエネルギー輸出は明るくはない

それに中国人やインド人も石油を飲むわけではないので、必要以上の石油やガスは買わない

ロシア国内の消費額や小売売上高が前年比20%減で、鎖国みたいな体制なので今後も回復はしない


先進国がロシアの雇用に占めていた割合は10%以上で、外資系1000社がGDPの約40%を占めていました

外資がごっそり消えた結果ロシアは世界から切り離された北朝鮮のような独自経済圏になった

VISAやマスターカードはロシア国内ではロシア企業が運営して使用できるが、そのカードは外国では使用できません


ロシアが国際金融システムから排除されたので、例えば中国がガスや石油を買っても人民元やドルをロシアに送金できない

そこで中国は飛行機にスマホを満載して代金替わりに送っているが、国際金融から排除されるとこういう事になります