日本が台湾を助ければ助けるほど、台湾は日本を憎むようになります
それが国際社会の法則だからです
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国際社会ではお人よしは敵を増やす

米バイデン大統領は22年9月18日に、中国から前例のない攻撃があった場合、アメリカは台湾を守ると発言しました

米CBS記者は「米軍が台湾を守るという意味か」と念を押したが大統領は「その通りだ」と答えたという

米ホワイトハウスはすぐにこの発言を打ち消そうとし、アメリカの外交方針は変わっていないと強調する声明を出した。


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アメリカの台湾を巡る方針は、「戦略的あいまいさ」と呼ばれ、何も決めず何も守らないが、何も明言しない事で中国をけん制していた

米政府は台湾を守るとは言わないが守らないとも言わず、武器を販売するものの毎回最新兵器の販売を拒否した


例えば台湾は過去ずっと米国から最新鋭戦闘機の輸入を要望したが、アメリカは一度も応じたことが無く旧式戦闘機だけを輸出した

今もアメリカはF35の台湾輸出を拒否しF16Vという旧式のガラクタ戦闘機だけを輸出し、台湾はフランスから購入したり国産開発したりした

バイデン政権は台湾危機を受けて台湾への兵器輸出を増加させたが中国が反発するF35戦闘機は含まれず、政権が変わればまた方針も変わるでしょう


バイデンは22年1月から2月のウクライナ侵攻前に歴史に残る大失態を犯していて、「これからウクライナを侵攻するぞ」とプーチンが言っているのに「アメリカは絶対にウクライナに派兵しない」と断言した

これはかつてカーター大統領が中東から米軍を撤退させ、ソ連のアフガン侵攻やホメイニ革命を招いたのと同じ戦争力学です

プーチンは1月から2月にかけて盛んにウクライナや欧米を挑発し、どの程度反発するか様子を見ていました




台湾は反日外交に転換する

ところが侵攻直前にバイデン大統領が「アメリカは絶対にウクライナを守らない」「絶対に米軍を派兵しない」と何度も言ったためロシアはアメリカがウクライナ侵攻を容認したと確信しました

2月24日の侵攻後もバイデンは「米国民のみさなん、絶対に米軍を派兵しないので安心してください」とばか丸出しの発言でロシアを助けた

ケネディだったら「民主主義国を攻撃したら全面核戦争だ」と言い、ブッシュ親子なら「侵攻したらウクライナ解放戦争だ」と宣言したでしょう


それらはハッタリに過ぎないのだがプーチンはアメリカとの戦争を恐れて侵攻を断念した筈で、ウクライナ侵攻の最期の『許可』を与えたのはバイデンでした

バイデンも失敗から学んだようで「台湾に侵攻したら米軍が受けて立つ」と言い、アメリカは台湾侵攻を認めないというメッセージになる

ところで守ってもらっている台湾こと中華民国のほうですが、守ってもらって感謝するかというと恐らく逆になります


これも国際社会の力学として「助けてもらった国は相手を憎むようになる」からで韓国を思い出すと分かると思います

日本は中国の台湾侵攻危機が高まると台湾への加勢を明確にし、参戦はしないものの「平和維持活動」や支援と称して台湾に協力します

ところが日本が台湾支援を明確にすればするほど台湾は、例えば福島原発と関連させて日本産食糧の輸入を拒否したりしています


台湾が中国から制裁を受けて「バナナを買ってくれ」と泣きついたのは記憶に新しいが、その口も乾かないうちに「日本食品は放射能だ!」と言っています

一見不合理に見えるがこれは日本が韓国で散々経験してきた事で、「甘やかした犬は噛むようになる」という事です

日本人は間違っても「台湾に良い事をしてあげたら感謝される」などと思わない方が良い


現実の国際社会では良い事をすればするほど相手から舐められて、謝罪や賠償を要求されるようになります

その点イギリスは国際力学を熟知していて、「手遅れになってから助ける」ほうが感謝されると知っています

新興国が経済危機に陥る前に助けるのではなく、完全に経済崩壊した後のほうが小さな支援で大きな感謝を受けやすいからです