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米巨大IT企業が軒並み不振、フェイスブックは株価1/4

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巨大IT企業にも不況の影
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沈んでいくGAFAM
米IT企業が客と投資家から猛攻撃を受けていて、売り上げダウンと株価低迷で経営上のリスクに発展しています
米アマゾン・ドット・コムの2022年7月-9月期決算は売上高が前年比15%増だったが営業利益は48%減となり株価は一日で20%下落しました
7-9月期売上高が過去最高になったのは6月開催だった「プライムデー」を7月にずらしたからで数字のマジックに過ぎない

インターネット通販の売上高は7%増の534億8900万ドルだったがこれは「プライムデー」が7月だったからで、除外して考えた方が良い
クラウド部門「AWS」は27%増の200億ドル、課金型サービス売上高は9%増の89億300万ドルだが売上全体の1271億100万ドルの一部でしかない
年末商戦にあたる10-12月期の売上高は2~8%増と予想しているが、新たなセールを行っても1桁増にとどまり、支出はインフレで大幅に増えている
不振はAmazonだけではなくGAFAMを構成するフェイスブックとグーグルも不振で他の巨大IT企業も成長が鈍化しています
GAFAMのMのマイクロソフトは売上高が前年同期比11%増、営業利益が同6%増だが年末の売り上げ見通しが低く株価が下落しました
GAFAMのFのフェイスブックはメタになったが、この会社は色々な問題を抱えていて将来性が疑問視されています
新社名の元になったメタ事業がまるでダメで将来性も恐らくなく、フェイスブック事業もオワコン化が指摘されている
メタの7月-9月期売上高は4%減となりこの日20%株価が下がったが、社名変更前の21年9月と比べて実に74%も株価が下落しました
フェイスブックは創業者のザッカーバーグが中国かぶれで中国との癒着が指摘されたり、トランプが立候補した大統領選で偏向報道もあった
元フェイスブック従業員の告発によると「民主党に関していいニュースだけ、共和党は悪いニュースしか流すな」と命令されたという
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YouTubeショートも不振

GAFAMのG、グーグルことアルファベットも思わしくなく、広告売上高は前年比6%だったが9年間で最も低い数値にとどまった
特に酷かったのが動画部門で、YouTubeの広告収入は前年同期の72億ドルから71億ドルに減少した
同社では旅行と小売りは増加したが保険、ローン、暗号資産など金融サービスで広告支出が減少したと説明している
つまりユーチューブの視聴がオワコン化したのではなく企業が広告費を削減した為、アルファベットの売り上げが減少した
ネット動画業界では最近TikTok(ティックトック)のようなショート動画アプリが勢力拡大し、ユーチューブは市場シェアを低下させている
対抗してYouTubeショートというショート動画サービスを始めたが、面白くないし流行っているとも聞かない
TikTokは最初から数秒の動画として投稿しているが、いわゆるユーチューバーは10分以上の動画の宣伝として数秒の動画を投稿している
それが面白い筈がなくYouTubeショートは駄作のオンパレードになり、例えば自分はYouTubeショートはすぐ非表示にしています
こうなる原因はYouTubeでは動画の長さに報酬が比例するシステムなので、言ってしまえば長ければ長いほど高報酬になります
10秒程度の動画で30秒の広告を見せられたらだれでも閉じると思いますが、ショート動画では配信者の収入になりません
GAFAMで唯一好決算だったのはAのアップルで、他のIT企業と違ってiPhoneという自社製品が強い競争力を保っています
他のIT企業の多くには独自の自社商品がなく、同業他社の参入が容易で不況下には激しい競争にさらされる
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